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【ホビーセンターカトー東京の楽しみ方】巨大ジオラマと運転体験

東京都新宿区にある「ホビーセンターカトー東京」をご存知でしょうか?「KATO」は40年にわたって鉄道模型を作り続けている鉄道模型会社で、広いショールーム兼店舗でさまざまな鉄道模型や巨大ジオラマを見ることができます。

本記事では、2014年にはリニューアルオープンし、多くの鉄道ファンに愛され「聖地」とも呼ばれる人気スポット「ホビーセンターカトー東京」の魅力と楽しみ方をたっぷりご紹介します!お出かけの際にはぜひ参考にしてください。

ホビーセンターカトー東京の基本情報

鉄道模型ファンの間では「聖地」とも言われ、彼らの憩いの場でもある「ホビーセンターカトー東京」とは一体どんなところなのでしょう?

ぜひ知ってほしい、「ホビーセンターカトー東京」の基本情報についてご紹介します。お出かけ前にぜひチェックしてくださいね。

ホビーセンターカトー東京とは

「ホビーセンターカトー東京」とは、鉄道模型販売メーカー「KATO」のショールーム兼ショップのことです。通称「ホビセン」の名で知られていて、東京都新宿区と京都府京都市に店舗があります。

鉄道模型の楽しさや魅力、奥深さをさまざまな展示によってわかりやすく紹介し、鉄道模型の普及・発展をめざしており、社屋の1Fと2Fが「ホビーセンターカトー東京」となっています。1Fには迫力満点の巨大ジオラマがあり、その奥には鉄道ファンにはたまらない貴重な模型が飾られているコーナーがあります。

またショップも併設されていて、Nゲージと呼ばれる鉄道模型や、鉄道模型関連のグッズや書籍などが販売されています。

2Fには運転体験コーナーもあり、自分のコレクションを持ち込んで運転することもできます。また、塗装・工作コーナーや、サービスカウンターも設けており、サービスカウンターでは修理の相談などさまざまな質問を受け付けてくれます。

催事スペースやイベントホールでは、販売店向けの新製品説明会や「ホビセンフェスティバル」という一般向けのイベント、レイアウト製作教室など様々なイベントも開催されています。鉄道ファンにはたまらないスポットでしょう。

ホビーセンターカトー東京のアクセス・駐車場・最寄り駅

「ホビーセンターカトー東京」へのアクセスについてご紹介します。お出かけの参考にしてください。
電車をご利用の場合
都営地下鉄大江戸線 落合南長崎駅から徒歩5分

車をご利用の場合
駐車場あり。15台駐車可能。

ホビーセンターカトー東京の営業時間・料金

●開館時間、料金について

  • 開館時間:平日 11時~20時 土曜・休日 10時~19時
  • 休館日:年末年始(12/30~1/2)
  • 入場料:無料

ホビーセンターカトー東京の魅力と楽しみ方

鉄道模型の魅力を存分に満喫できる「ホビーセンターカトー東京」。

鉄道模型の専門店としては国内最大級の床面積を誇るこちらのお店には、「KATO」の自社製品のみならず、国内外の鉄道模型や関連製品を多数展示、販売しているほか、巨大ジオラマや運転体験、鉄道DVDの上映や、関連商品の修理受付など、鉄道模型に関するあらゆることを網羅しています。

鉄道模型の初心者からベテランまで、多くのファンが満足すること間違いなしの人気スポット。そんな「ホビーセンターカトー東京」の魅力と楽しみ方について詳しくご紹介します。ぜひお出かけの際には参考にしてください。

巨大ジオラマ

「ホビーセンターカトー東京」で見逃すことのできない大きな魅力の一つが、なんといっても1Fに設置されている「巨大ジオラマ」でしょう。
鉄道模型ファンはもちろんのこと、そうでない方も思わずはっとびっくりしてしまう圧巻の展示です。店舗に入ってすぐ目に入るこちらのジオラマは、精巧に作られたリアルな情景と長大な線路長を誇るNゲージ、HOゲージの巨大ジオラマです。

こちらの巨大ジオラマは、迫力かつ繊細なアート作品と言っても良いでしょう。地面の下には地下鉄が走っていたり、本物の看板デザイナーが設計したというミニチュアの看板があったりと、細かいところまで大変凝った作りとなっています。

もともとは商品の走行展示用に作られたジオラマですが、鉄道模型にあわせて作られた情景はどこまでも緻密で情感たっぷり!じっくり見ていると、思わずジオラマの世界に入り込んでしまったような感覚になります。

区画ごとに「近未来エリア・旧市街地エリア、SLが走る昔の街並み・世界遺産(白川郷)」など、それぞれにシーンがあり、様々な情景を楽しむことができます。

目線を近づけたり、身を低くしてジオラマを見上げてみたりすると、見える角度も変わって面白くオススメです。踏み台も用意されているので、小さなお子様でも無理なく楽しむことができます。撮影も可能なので、いろいろな目線でジオラマを眺めて、お気に入りの場所を見つけて写真におさめてくださいね。

なお、ジオラマの真上に通じる2Fへの階段を登ると、上から1Fの巨大ジオラマを見下ろすことができ、こちらからも圧巻の見応えです。階段はガラスの柵になっているので、背の低いお子様も見下ろすことができ、大人同様に楽しめます。

入り口のモニュメント

ホビーセンターカトー東京のエントランスに素敵なアート作品があるのをご存知ですか?こちらは「飛べ!カトー!!」という名称の記念モニュメントです。
作者は、東京藝術大学学長であり、東京駅の「銀の鈴」も手掛けた宮田亮平氏です。この記念モニュメントは、レールとSLの動輪、友情の象徴といわれているイルカの群れをアレンジした作品で、鉄道模型の発展・普及と、同好の士の結びつきを祈って作られました。躍動感あふれる素敵なモニュメントに迎えられると、お店に入るワクワク感が増大しますね。

お宝模型の展示コーナー

1Fの巨大ジオラマの奥にある「コレクション展示コーナー」には、今は絶版となっている貴重な鉄道模型の数々が展示されています。40年にわたって鉄道模型を作り続けているKATOの歴代の貴重な旧製品を見ることができるお宝コーナーです。

鉄道模型が歴史を重ねてどのように進化してきたのか、貴重な展示の数々から学び取ることができるでしょう。鉄道模型ファンにはたまらない貴重なコレクションの数々、心ゆくまでお楽しみください。

運転体験コーナー

「ホビーセンターカトー東京」の2Fの「運転体験コーナー」では、なんと大型のジオラマでNゲージの運転体験をすることができます。

1Fの販売コーナーで、500円(税込)以上の買い物をすると、レジで運転体験コーナーの運転券を発行してもらえるので、その運転券を2Fの運転体験コーナー受付で渡すと、運転体験をすることができます。

大型のジオラマでは、自分の車両も持ち込むこともできますが、お店の車両をレンタルして走らせることもできます。レンタルの車両も、何種類の中から好きな車両を選ぶことが出来るので、ぜひお気に入りの車両を選んで、Nゲージの世界を満喫してください。

ゲージを走らせたことのない人でも、模型の扱い方やコントローラーの使い方も教えてもらえるので、安心して運転体験をすることができます。運転体験時間は、運転時間20分と片付け5分の合計25分間です。

Nゲージの運転体験をしたら、ますます鉄道模型の世界にはまってしまうこと間違いありません。お子様から大人まで、つい夢中になってしまう鉄道模型の運転体験は、「ホビーセンターカトー東京」を訪れたらぜひ体験してほしいコーナーです。

塗装・工作コーナー

「ホビーセンターカトー東京」の2Fには、誰でも利用できる「塗装・工作コーナー」もあります。こちらで開催される工作体験イベントの中には、毎月開催予定のジオラマワークショップ講座など、なかなか他では教わることのないジオラマ製作のテクニックを学ぶことができます。

ワークショップでは、「道路」や「川」など、テーマごとに体験しながらテクニックを身に付けることができます。もちろんワークショップでの作品は持ち帰り可能です。本格的な
技術を身に付けたい方に大変オススメです。

鉄道模型を購入できる

「ホビーセンターカトー東京」のショールーム1Fには、国内最大級規模の鉄道模型の販売コーナーがあります。こちらでは、主に「Nゲージ」と呼ばれている、およそ150分の1前後の縮尺で作られた鉄道模型が販売されていて、KATOの自社製品から正規輸入品まで幅広く取り揃えています。

これから鉄道模型にチャレンジしたいという方には、スターターキットが大変おすすめです。車両やコントローラーがセットになっていて、初心者でもお手軽に始められます。

Nゲージ以外にも、一回り大きい模型のHOゲージも販売しているほか、ストラクチャーと呼ばれる駅のホームや人、樹木や動物など、ジオラマ製作にかかせないパーツも数多く取り扱っています。どれも細かな部分まで精巧に作られていて、ずっと見ていても飽きません。

ほかにも、ジオラマ関連の書籍や鉄道に関連するグッズやDVDも置いていて、鉄道ファンにはたまらないショップとなっています。お気に入りの逸品を見つけてくださいね。

ホビーセンターカトー東京まとめ

以上、東京都新宿区にある「ホビーセンターカトー東京」の魅力や楽しみ方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
鉄道模型メーカーで知られる「KATO」の直営店である「ホビーセンターカトー東京」は、本格的な鉄道模型や圧巻の巨大ジオラマ、貴重な模型コレクションの展示があったり、ジオラマで運転体験もできたりと、鉄道ファンにはたまらないスポットです。

2014年のリニューアルによって、子供から大人まで、老若男女問わず楽しめる仕掛けがいっぱい!鉄道模型に詳しい方もそうでない方も、一日いても飽きずに楽しめるおすすめスポットです。鉄道模型の世界にどっぷりハマりに出かけませんか?