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渋谷エリアの人気ホステル&ゲストハウス7選

「渋谷」は若者の街として賑わいを見せる一方で、意外にも歴史的景観に恵まれている観光スポットです。年中昼夜、国内外問わず多くの宿泊客が集まって来ています。

本記事では、渋谷に点在する、お洒落で人気のホステル&ゲストハウスを紹介していきたいと思います。渋谷でエリアで格安で宿泊できるホステル&ゲストハウスをお探しの方は是非参考にしてください。

ホステルとホテル、ゲストハウスの違い

昨今の消費税値上げや物価の上昇騒ぎの下、旅の費用を少しでも抑えたい…と願う人が少なくないのではないでしょうか。

そんな中、若者だけでなく中高年層からも興味が集まりつつあるのが、安価で素敵な宿探しです。今や都心やリゾート地の豪華絢爛なホテルと同様に、旅行者の間で注目されて来ています。そこでご紹介したいのが、ホステル&ゲストハウス。

例えば、安価だけどその分安っぽくて衛生面が気になる…などと言う理由で、利用を躊躇されている人はいませんか?が、それは一昔前の話です。最近では、外観もよく清潔感溢れるお洒落なホステルが増えているため、バックパッカーなどの外国人観光客だけでなく、国内のリピーターにも親しまれているのです。

予算や目的、用途に応じ、泊まり分けると良いかも知れませんね。それぞれにメリットがある筈ですので、以下、詳しく見ていきましょう。

ホテルとホステルの違い

ホステル

ホステルは、基本的に相部屋ですが、最近では個室を揃えている宿も多く、中にはホテル並みのサービスと設備を用意している所もあります。

相部屋にはドミトリーと言うものがあり、2段ベッドの上下をそれぞれで使用すると言うスタイルになっています。2人部屋から10数人部屋まで収容人数も多様です。旅慣れたバックパッカーなどがよく利用しており、男女混合、男女別などその仕様と形態も様々です。

価格を抑えるため、アメニティ類は基本的に準備されておらず(有料で提供している所もあります)、浴室、トイレは共用となります。キッチンは清潔でIH仕様の所が多く、浴場は、大浴場を用意している宿もあれば、共用シャワールームのみの所もあります。

基本素泊まりのみで食事はついておらず、キッチンを完備しているので食材を調達し、自炊することが出来ます。最近ではレストランやバーラウンジの入っている宿も多く、ビュッフェスタイルの朝食なども楽しめます。また、共用のフリースペースでは無料コーヒーなどが飲めたり、各種観光案内などのサービスを行っている宿もあります。

ほとんどの所で無料wifがi完備されており、快適なネットサーフィンをお楽しみいただけます。

費用は約2000円台からとホテルに比べ断然安く、長期滞在する人には嬉しい宿泊形態です。少し割高でもよければ、プライバシーやセキュリティ問題を解決してくれる完全個室を利用するのも良いでしょう。

ホテル

ご存知、全室完全個室の宿泊施設です。ビジネス、リゾートなど条件に合わせて多種多様な利用ができ、無料のアメニティなども充実しています。

また、多くのホテル内にレストランやミニショップが入っており、食事付きでの宿泊が可能です。ベッドメイク、マッサージ、ルームサービスやクリーニングなど多様多彩なサービスで充実しており、価格はシングルルームで約5~6000円台位からあります。

せっかくの旅行だし、宿泊費用は惜しまない、と言う方には、最高級のスイートルームも用意されています。

ホステルとゲストハウスの違い

次に、ホステルとゲストハウスとの違いを見ていきましょう。
基本的には、ホステルもゲストハウスも、サービスや設備内容等は一括りに考えて良いでしょう。2000年代初めに、日本に外国人の旅行者やビジネスマンが増え始め、同時にこれらの安宿が定着し始めたばかりの頃には、ゲストハウスと呼ばれる所が多かったようです。そして、後に徐々にホステルが定着して行ったと言われています。

若干の違いとそのイメージを言えば、ゲストハウスは”ゲスト”と表現するだけあり、自宅にお客様を招く様な、よりアットホームな場を提供する宿と言えます。また、バックパック1つで旅をする外国人の方の姿がほとんどで、共用スペースは異文化交流に最適です。

宿泊先によって、個性的できめ細かなサービスを提供する宿もあり楽しめそうですね。オーナーや宿泊者間の距離が最も親密になるため、交流好きの人や、たくさんの旅情報を収集したい方にはお勧めです。

渋谷の人気ホステル&ゲストハウス7選

さて、それでは早速、渋谷でお勧めの宿を見て行きましょう。

下北沢ホステル

アクティブで個性的なお店が軒を連ねる下北沢に、2018年春にオープンした新しいホステルです。個室、ドミトリーなど多種多彩な部屋が全部で17室あり、内装はカジュアルかつシンプルでとてもお洒落です。

毎週行われるイベント時に、このホステルを利用する若者も多いようで、各種情報やチケット入手も可能です。

ラウンジは旅人同士での情報交換、コミュニケーションの場となっており、異文化交流に親しみたい方は是非ご利用ください。

また、デイタイム利用も可能で、歩くのにちょっと疲れた・・・という時、ラウンジの利用やPODで仮眠したりする事が出来るので嬉しいですね。

住所:〒155-0031 東京都世田谷区17 パディアン4F 11 17 2 北沢
電話番号:03-6805-3331
最寄駅:下北沢駅から徒歩3分

ワイズアウルホステルズシブヤ

2017年の春にオープンしたホステルです。立地が良いので、土地に慣れていない外国人観光客に喜ばれ、親しまれています。

シンプルなドミトリーと個室を完備し、カフェ、バーラウンジ、居酒屋などの店も入っています。夜は外出せずに遊びつくせ、宿泊者同士の交流にもより一層花が咲くことでしょう。翌日の朝食もワンコイン500円とリーズナブルです。

各種イベント、ツアーなども定期的に開催され、ギャラリー会場にも使用される愉快でアーティスティックなホステルです。

住所:東京都目黒区青葉台4丁目9−10
電話番号:03-5738-0180
最寄駅:神泉駅、池尻大橋駅から徒歩10分

ターンテーブルホステル

徳島の風土と歴史で彩られたホステルです。レストランやバーなどもあり、徳島の食材を使った本格的なコース料理が楽しめます。朝食はビュッフェ式を提供。

ホテル並みのスイートルームにはバスルームとトイレがついており、一部屋に最大10名まで宿泊が可能です。安く抑えたい方にはもちろんドミトリーも用意されており、宿泊者の様々なニーズに幅広く応えてくれるオールマイティーなホステルです。フロントは24時間対応。

住所:東京都渋谷区神泉町10−3
電話番号:03-3461-7722
最寄駅:京王井の頭線神泉駅より徒歩3分

コミュン渋谷

渋谷駅から徒歩5分の男性専用のカプセル型ホテルです。一昔前の、“ベッドだけしかない閉塞的な空間”、と言ったイメージのものとは違い、快適で広々とし、ゆったりとくつろぐ事が出来る最新型カプセルホテルです。また、清潔さやスタッフの対応の良さも評判です。

ビジネスマンに嬉しい1か月単位の長期プラン(レンタルオフィス)では、フリースペース、シャワールームの使用、ソフトドリンクなどが随時無料で、宅配便の受け取り、発送代行も行っています。部屋数は全60室。無料wifi完備。

住所:東京都渋谷区桜丘町22−19
電話番号:03-3461-4115
最寄駅:渋谷駅徒歩3分

ナデシコホテル渋谷

2016年4月開業の女性専用カプセルホテルです。女性のための様々な“おもてなし”が用意されており、女性に嬉しいアメニティや浴衣を無料で提供しています。

また、館内は和を強調した内装となっており、閑静で優雅な日本の歴史や伝統を感じていただく事が出来ます。フリースペースは畳敷きで風情があり、ゆっくりとくつろいでいただけます。

自慢の大浴場にヒノキ風呂まであり、まるで地方の温泉のような浴場も自慢です。京王井の頭線神泉駅から徒歩4分と便利で、ナデシコホテル渋谷は、これでもかというほど女性の心をくすぐる、最新のカプセル型ホテルです。

住所:東京都渋谷区神泉町10−5
電話番号:03-5489-3667
最寄駅:神泉駅から徒歩3分

アーモンドホステル&カフェ渋谷

白い壁で仕切られた、シンプルで清潔感溢れるホステルです。共用スペースは24時間セキュリティ管理がされており、2Fは男女共用、3Fは女性専用と女性への気遣いが抜群です。

1階のカフェラウンジでは、毎日いれたてのこだわりコーヒーをお楽しみいただけます。

住所:東京都渋谷区元代々木町1−7
電話番号:03-6407-9739
最寄駅:渋谷駅より京王バスで代々木八幡駅前下車、徒歩1分

Waves nakameguro

ビルの一角をフルリノベーションした近代的なホステルです。周辺に宿泊施設があまりないため、この辺りを訪れる観光客やビジネスマンには有難い宿です。

各部屋は落ち着いたシンプルな内装で、畳敷きの和室にはさりげなく和が施されています。閑静で清潔感のあるホステルと評判で、海外各国から様々な旅行者、バックパッカーが集っています。共用ラウンジ、荷物預かりスペースなどあり。

住所:東京都目黒区上目黒3-7-6 松村第二ビル3F
電話番号:03-6303-4220
最寄駅:中目黒より徒歩1分

ホステル&ゲストハウス利用時の注意点

ホステル&ゲストハウスに宿泊する際には、ホテルなどでは不要な利用時の注意点もいくつかあります。

まず、ホステルやゲストハウスに抵抗があるという人の気掛かりの多くは、やはりプライバシーの問題ではないでしょうか。確かに、この問題点だけで言えば、残念ながらあまり期待出来ないと言えます。

ドミトリーなどではない個室でも、寝室以外は共用スペースとなりますし、騒音問題などもつきものです。特に、貴重品の管理などは個人の責任のもと行い、また共用スペースでは互いを尊重し、対人トラブル等にも気をつけたいところです。

もちろん、こうした最小限のマナーを守ることで、安価な上に最高にお洒落で快適な旅の思い出を残す事も出来ますよね。

気になる方は、屋の割り振りなど、空きがあれば多少の要望は聞いてもらえる宿も多そうですので、事前に宿に問い合わせてみるのも良いでしょう。

ホステルの設備と持参した方が良いアイテム

上記に述べた通り、ホステルやゲストハウスでは、基本アメニティグッズは用意されていない所がほとんどです。有料で購入するか、もしくは貸し出してくれる宿もありますが、費用を浮かせたいならこれらの物は自宅などから持参するようにしましょう。

また、食事も近くの店やレストランで済ませるのもありですが、自炊が出来る宿では食材などを買い込み、共用スペースを利用してみるのもお勧めです。

複数の電子機器を持ち歩いてる方は、宿のコンセント数が限られているため、必要に応じて電源タップなども持ち込むと良いでしょう。

ホステル利用時のマナー

上述の通り、ホステルでは様々な共用スペースがありますから、キッチンやシャワールームなど、使用後は後片付けをきちんとし綺麗にしておきましょう。また、相部屋では騒音を立てないように気遣う、深夜の光電機器の使用を避ける、共有のものは譲り合うなど、基本的なルールとマナーは備えておく必要があるでしょう。互いのために、貴重品管理も自己責任のもとしっかりと行いましょう。

まとめ

以上、渋谷エリアの人気ホステル&ゲストハウス7選と、ホステル&ゲストハウスの詳細をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?今日のホステル&ゲストハウスは、”ただ単に安価で利用できる宿ではなくなった”という事が少しお分かりいただけたでしょうか?

2018年には、日本へ渡航する外国人観光客が過去最多の3000万人超えを記録し、今現在も、安宿の市場ニーズは伸び続けていると言えます。その一方で競争が予想され、今後さらに、宿泊者のニーズを重視したより質の高いサービスを期待出来るかも知れません。

この記事を読み、今まで利用した事がないけれどして見たい、今度はここに泊まりたい・・・と思われた方は、是非検討してみて下さいね。きっと、リピートしたくなる素敵な宿に巡り合えることでしょう。