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デートにもおすすめ!「しながわ水族館」の魅力と見どころ・基本情報

「しながわ水族館」は品川区の大森海岸駅から徒歩8分の場所にある総合公園「しながわ区民公園」内にある水族館です。

大迫力でロマンチックな雰囲気を楽しめる「トンネル水槽」や、幻想的なクラゲの展示、イルカやアシカショーやその他イベントなど、見どころ満載の「しながわ水族館」はデートにも大変おすすめなスポットです。「しながわ水族館」の魅力と見どころなどをご紹介します!

「しながわ水族館」の基本情報

「しながわ水族館」は、大森海岸駅から徒歩8分の場所にある、海に近い総合公園「しながわ区民公園」の中にあります。「海と川とのふれあい」をテーマに海や川の生き物たちを観察し、楽しみながら学べる水族館です。

地上1階の「海面フロア」と地下1階の「海底フロア」からなる館内には、海や川にすむ様々な生き物の水槽が並んでいます。最近では、NHKドラマ「水族館ガール」のロケにも使用され話題となっています。

そんな子供から大人、ご年配の方々も楽しめる「しながわ水族館」の基本情報をご紹介します。ぜひお出かけの参考にしてください。

「しながわ水族館」の歴史

「しながわ水族館」は、1991年に「海と川とのふれあい」をテーマにオープンした水族館です。この水族館は、品川区が整備した公設民営の施設で、開業以来株式会社サンシャインエンタプライズが運営しています。

1992年に、オープンしてわずか6か月余りで入館者100万人を突破。1995年公開の映画「ゴジラVSデストロイア」では、館内で大規模なロケ撮影が行われ話題となりました。

5年ごとに記念リニューアルを行っており、1996年8月には「ペンギンランド」、2001年には「サメ展示水槽」、2006年には本館に隣接する「アザラシ館」がオープンしています。

2008年7月には「クラゲゾーン」がオープンし、4種のクラゲ(ミズクラゲ、タコクラゲ、カラージェリーフィッシュ、ウリクラゲ)200匹以上のクラゲを展示していて水族館でも特に人気のコーナーとなっています。

「しながわ水族館」のアクセス情報

しながわ水族館にアクセスする方法は、下記でご紹介するように3つありますが、おすすめしたいのはJR京浜東北線「大井駅」から出ている無料送迎バスを使う方法です。
駐車場もありますが、駐車可能な台数が少なく休日はすぐに満車になってしまうのでご注意してくださいね。

  • 電車をご利用の場合(混雑を避けたい方におすすめ)
    ・京浜急行「大森海岸駅」下車 徒歩約8分
    ・JR京浜東北線「大森駅」下車 北口改札口より徒歩約15分
  • 電車とシャトルバスを利用する場合(最も便利でおすすめのアクセス方法)
    ・JR京浜東北線「大井駅」東口からシャトルバス(無料)で約15分。
  • 車をご利用の場合
    車で水族館へ行く場合は、「しながわ水族館駐車場」(有料:96台駐車可能)に駐車できます。料金は20分100円。
    土日はすぐに満車になってしまうので、混むことを覚悟して行くのをおすすめします。

「しながわ水族館」の料金・クーポン・営業時間

【営業時間】
10:00~17:00(最終入場は16:30)
●8月の土日祝、お盆期間は9:30~17:00
【休館日】
毎週火曜、1月1日
●祝日、春休み、ゴールデンウイーク、夏休み、冬休みは火曜日も営業
【料金】
・大人(高校生以上):1,350円
・小・中学生:600円
・幼児(4歳以上):300円
・シルバー(65歳以上):700円

●品川区民、品川区在勤、在学者の場合
・大人(高校生以上):800円
・小・中学生:400円
・幼児(4歳以上):200円
・シルバー(65歳以上)700円

【再入館について】
当日に限り何度でも可能。再入場の際は入口で入館券の半券を提示。

【前売り券】
大人、高校生は100円割引になります。小、中学生は50円割引。
お買い求めは対応しているコンビニエンスストアで。(水族館のHPでご確認ください)

「しながわ水族館」とアクアパークの違い

東京都品川区には、「しながわ水族館」のほかにもう一つの水族館「アクアパーク品川」があります。

どちらの水族館も、それぞれ魅力的な水族館ですが、どこが違うかというとまずは最寄り駅!「しながわ水族館」は京浜急行「大森海岸駅」から徒歩8分。一方「アクアパーク品川」は、JRと京浜の「品川駅」から徒歩6分の場所にあります。

「しながわ水族館」は潮風かおる公園の中にある”海に近い水族館”で、「アクアパーク品川」は品川駅の高輪口正面の品川プリンスホテル内にある”都会的な雰囲気の水族館”といった感じでしょうか。

こちらの2つの水族館は、展示のタイプも異なっているのも面白いところです。「しながわ水族館」は昔からある一般的なタイプの水族館で、魚やクラゲの展示、水中トンネル、イルカやアシカのショーなど、子供から年配の方まで楽しめます。

「アクアパーク品川」は展示の魅せ方、特に光の演出にこだわった水族館で、クラゲの展示は特に美しいと評判です。魚の展示の規模は小さいものの、プラス料金でメリーゴーランドや海賊船まで楽しめ、ホテルの中にある水族館とは思えない迫力のあるアミューズメントを楽しむことができます。

「アクアパーク品川」の料金は、高校生以上2200円で「しながわ水族館」よりお高めの設定。営業時間は10:00~21:00となっています。

「しながわ水族館」と「アクアパーク品川」、どちらもそれぞれの魅力があって、どちらに行こうか迷ってしまいそうですが、一緒に行くメンバーやその時の気分によって、検討してみてくださいね。

「しながわ水族館」の魅力と見どころ

スタンダードな水族館で落ち着きがあり、地元の方からも愛されて続けている「しながわ水族館」は、生き物を見て、触れて、学ぶという貴重な経験ができ、お子様連れにも人気の水族館です。

地下1Fの「海底フロア」には、水槽内を泳ぐ魚たちを見上げることができる「トンネル水槽」があり、ロマンチックな雰囲気の中、約60種900点の生き物が優雅に泳ぐ様子を楽しむことができます。

毎日開催されている大迫力のイルカショーや、キュートでコミカルなアシカショー、アザラシショーも大人気です!マゼランペンギンが愛らしいペンギンランドも大人気です。

「アザラシ館」では、水槽の中でアザラシが泳ぎ回る様子を360°のパノラマで楽しめ、約200匹以上のクラゲを展示する「クラゲゾーン」ではふわふわ優雅に泳ぐクラゲに癒されること間違いなし!

入館料もリーズナブルで、のんびり穏やかに水族館を楽しみたい方には大変おすすめの「しながわ水族館」。その魅力と見どころについてご紹介します。

巨大水槽でアザラシが遊泳する姿を見れる「アザラシ館」

2006年にオープンした「アザラシ館」。アザラシのトンネル水槽があるのはここ「しながわ水族館」だけだそうなので必見です。

水量240トンを誇る巨大水槽は、1階と2階にわかれていて、1階部分は直径11mの円形の水槽の中でのびのびと泳ぎ回るアザラシの姿を観察することができます。この円形の水槽の中には観覧スペースがあり、360度どこからでもゴマアザラシが気持よさそうに泳ぐ姿を観ることができます。

2階部分の海面フロアでは、アザラシたちが地上でリラックスしている姿をみることができますよ。日本初のアザラシのトンネルは必見!いろんな角度からかわいいゴマフアザラシたちを観察してみてくださいね。

ふわふわ浮かぶ癒しの「クラゲたちの世界」

LEDの照明の中、ふわふわ浮かぶ綺麗なクラゲが幻想的な「クラゲたちの世界」。形の違う4つの水槽の中には約200匹以上のクラゲが優雅に泳いでいます。

こちらにいるクラゲは、「ミズクラゲ」、「タコクラゲ」、「カラージェリーフィッシュ」、「ウリクラゲ」など。コーナー全体の照度が下げられ、ライティング演出が大変魅力的な「クラゲたちの世界」では、クラゲの生体についても学ぶことができます。

また、このコーナーにはクラゲと記念写真が撮れる「クラゲフォトスタジオ水槽」もあるので、クラゲと一緒に記念撮影するのもおすすめです。幻想的できれいな「クラゲたちの世界」は、クラゲファンにはたまらない癒しの世界です。

思わず笑顔になれる「アシカショー」

1Fのイルカ・アシカスタジアムで開催されている「アシカショー」は、平日は1日1回、休日などでも1日2回と他のショーに比べると開催回数が少ないので、見たい方は時間を確認してお出かけください。

芸達者なアシカたちが、バスケットゴールへのシュートを決めたり、逆立ちしたりと、さまざまな芸で楽しませてくれます。ボールやフラフープを使った器用なパフォーマンスに感動すること間違いなし!

ショーに出てくるアシカたちは、ベテランアシカから新人アシカまで揃っていて、それぞれユニークなキャラクターをもっています。アシカたちのショーはコミカルで愛らしく、見ていると思わず笑顔になってしまうでしょう。アシカの完璧なパフォーマンスをぜひご覧ください。

生演奏!?を楽しめる「アザラシショー」

アザラシ館2Fで開催されている「アザラシショー」は、平日でも休日でも、1日2回のみの開催です。

「アザラシショー」はほかのショーとは違って客席は用意されておらず、アザラシの水槽の海面フロアの陸地部分でショーが行われ、それを観るというスタイルです。

「アザラシショー」でも、アザラシの体の特徴や生態について学んだあと、ショーが行われます。アザラシがラッパを吹いたり、手を振ってくれたり、歌を歌ってくれる姿は大変キュート!芸達者ぶりに驚かされることでしょう。飼育員さんの軽快なトークも楽しい「アザラシショー」、アザラシ好きの方はぜひご覧になってください。

ダイバーと魚達の競演「水中ショー」

地下1F海底フロアのトンネル水槽出口付近で開催される「水中ショー」は、平日は1日3回、休日は1日4回開催しています。(ゴールデンウィークはのぞく)

館のスタッフが解説する中、水槽の中ではダイバーたちが魚たちに餌をやったり、魚たちとコミュニケーションをとったりして、水槽に住む魚たちについて紹介します。

ダイバーがマダラトビエイなどの大型の魚に直接エサをやるシーンは必見!魚たちそれぞれのエサの食べ方などにも注目してください。

圧巻のパフォーマンス「イルカショー」

「しながわ水族館」がオープンした当時から一番人気の「イルカショー」!大変人気のあるショーなので、平日は1日3回、ゴールデンウィークなどには1日5回も開催されています。

「しながわ水族館」のイルカショーの人気の秘密は、イルカとの距離の近さでしょう。客席から間近の距離でイルカたちのショーを楽しむことができます。

ショーの最初に、イルカの体や生態についての解説を聞いたら、いよいよショーがスタート!ダイナミックなジャンプや、リングやボールなどを使ったショーが間近で行われ、イルカの迫力のある芸を観ることができます。

イルカとの距離が近いので、あまり前の方の席に座ると水をかぶる可能性大なのでご注意ください。特にハイジャンプのときの水しぶきが半端なく、客席まで水が飛んできます。お子様連れの方はタオルをお忘れなく!

ショーが終わったあとは、イルカとの記念写真が撮れるチャンス!水槽の前で待っていると、かわいいイルカが泳いでくるので、タイミング良くシャッタを切れば、イルカとの素敵なツーショット写真を撮ることができます。

しながわ水族館で花形イベントの「イルカショー」はダイナミックで迫力満点!「しながわ水族館」を訪れたらぜひ見てほしいイベントです。

水族館の裏側を知れる「裏方ウォッチング」

ふだんは見られない水族館の裏側を知ることができる「裏方ウォッチング」。土曜日限定のこちらのイベントは、1日2回開催、定員先着15名の人気イベントです。

館のスタッフの案内で、水族館の裏側の設備やろ過のしくみ、機械室、給餌場、貯水路などを見学することができます。小学生3年生以上であれば参加できるので、参加したい方はお早めに入口の受付で申し込みをしてください。

魚が餌を食べる様子を見られる「海の宝石箱」

館内の「海の宝石箱」では、魚の食事風景を観察することができます。魚たちがエサを食べている様子を、飼育員の方が解説してくれます。

30種類以上の色とりどりの熱帯魚が泳ぐ「海の宝石箱」では、ふだん見られない熱帯魚のご飯タイムを見ることができます。ふだんは優雅に泳ぐ綺麗な魚たちが、食事の時は激しく動き回りエサを奪い合う姿は、なかなかの迫力で衝撃的です。

普段はサンゴや岩陰に隠れていてなかなか姿を見られない魚や、縄張りをつくって普段は中々動かない魚たちも、ご飯タイムにはいつもと違う姿を見せるので、そのような魚たちも観察できるチャンスです。

まとめ

以上、「しながわ水族館」の魅力や見どころについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

昔ながらの水族館で、親しみやすく、子供から大人まで楽しめる「しながわ水族館」は、ロマンチックなトンネル水槽やクラゲの展示、かわいくてキュートなイルカやアシカのショーなど、見どころ満載でデートにもぴったり!品川を訪れたらぜひ立ち寄ってほしい癒しスポットです。