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大都会東京の景観を堪能できる「東京シティビュー」の魅力と楽しみ方

東京の景色を堪能できる「東京シティビュー」をご存知でしょうか?東京シティビューは、展望台、アートスペース、カフェレストランが入った複合施設。六本木ヒルズの森タワーにあります。

東京シティビューの見所の一つが、展望台から眺める東京の景観。4種類の展望台があり、さまざまな場所から東京の景観を楽しめます。東京の観光地を一望できるので、観光客の方にぴったり。また、クリスマス時期には特別演出もあるので、東京にお住まいの方でも楽しめます。

今回は、そんな東京シティビューの魅力や楽しみ方をたっぷりご紹介します。アクセス方法や料金などの基本情報もご紹介しますので、ご来場時の参考にされてください。

六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」の基本情報

冒頭にご紹介した通り、東京シティビューは、大都会東京の景観などを楽しめるスポット。早速、そんな東京シティビューの基本情報をチェックしていきましょう。

六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」のアクセス方法・駐車場

東京シティビューのアクセス方法
東京シティビューへのアクセス方法は以下の通りです。渋谷、新橋、品川、五反田という複数のエリアから行きやすい場所にあります。

アクセス方法

  • 電車
    ・東京メトロ日比谷線「六本木駅」(1C出口)から徒歩3分
    ・都営地下鉄大江戸線「六本木駅」(3出口)から徒歩6分
    ・都営地下鉄大江戸線「麻布十番駅」(7出口)から徒歩9分
  • バス
    ・渋谷方面:「六本木ヒルズ」バス停、「六本木けやき坂」バス停から徒歩5分(都バス RH01系統)
    ・渋谷、新橋、品川、五反田方面:「EXシアター六本木前」バス停から徒歩7分、「六本木駅前」バス停から徒歩9分

•「EXシアター六本木前」バス停、「六本木駅前」バス停を利用する場合のバス系統
・渋谷方面:都バス 都01系統
・新橋方面:都バス 都01系統または都バス 渋88系統
・品川、五反田方面:都バス 反96系統

東京シティビューの駐車場
一般車両用の駐車場が8箇所あります。

●利用可能時間
・P1,5:7:00~21:00(P5:金・土・祝前日は21:00~7:00も入庫可)
・P2,3,9,10〜12:24時間
●料金
・P1,2,5,9〜12:30分300円、全日3,000円
・P3:10分200円

六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」の料金・お得なプラン・年間パスポート

料金
●スカイギャラリー
・一般:1,800円
・高校、大学生:1,200円
・4歳~中学生:600円
・65歳以上:1,500円

●スカイデッキ
来場には、スカイギャラリーの料金に以下の料金を追加支払いする必要があります。
・一般:500円
・高校、大学生:500円
・4歳~中学生:300円
・65歳以上:500円

お得なプラン(2019年4月現在)
●お子様無料4DAYS(2019.5.3(金)〜5.6(月))
・スカイギャラリー、スカイデッキ共に4歳〜中学生の料金が無料
●国際博物館の日割引(2019.5.18(土)
・スカイギャラリーの一般料金が1,700円(通常より100円割引)

年間パスポート
東京シティビューには、1年間、スカイギャラリーとスカイデッキに何度も入場できる年間パスポートがあります。

●料金:6,000円(更新は5,000円)
●同伴者優待(5名まで)※展覧会によって料金変更の場合あり
・スカイギャラリー:一般1,500円(300円割引)
・スカイデッキ:追加料金なし

年間パスポートを持っていると、混雑時に優先入場できたり、併設されているカフェやレストランの中には、料金が10%引になるお店もあります。

地上から六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」まで上がる手順

地上から、東京シティビューまで上がる手順は以下の通りです。

①「六本木ヒルズ総合インフォメーション」からまっすぐ進み、「ミュージアムコーン」へ行く
②「ミュージアムコーン」の入り口から、3階の「チケットカウンター」へ行く。
③「チケットカウンター」で料金を支払い、チケットを購入する。
③係員の方に、スカイギャラリー(52階)やスカイデッキ(R階)へ案内してもらう。

なお、ミュージアムコーンは、ガラス張りの建物です。東京シティビュー付近に到着したら、まずはこのミュージアムコーンを探しましょう。入り口には「MORI ART MUSEUM TOKYO CITY VIEW」というロゴが掲げられていますので、そこから入場してください。

六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」から楽しめる美しい景観・夜景

東京シティビューには、室内から景観や夜景を楽しむ3種類の「スカイギャラリー」と、屋上から景観や夜景が楽しむ「スカイデッキ」があります。合わせて4箇所の展望台がありますが、それぞれから違った景色が楽しめますので、全ての展望台に行くのがおすすめ。この項目では、各展望台から楽しめる美しい景観や夜景を中心にご紹介していきます。

東京タワー・お台場方面の景観を楽しめる「スカイギャラリー1」

エレベーターを降りると、まず出迎えてくれるのが「スカイギャラリー1」。スカイギャラリー1では、東京タワーやお台場方面の景観を楽しめます。東京タワーの他にも、東京スカイツリー、レインボーブリッジといった東京の観光地を一望できるので、観光客の方にぴったり。天気が良い日には、千葉県の房総半島まで見渡せることもありますよ。

また、スカイギャラリー1では、美しい景観や夜景とともに、不思議な写真も撮影可能。窓の近くにある段差に座って写真を撮影すれば、まるでご自分が空に浮いているのような写真を撮影できます。インスタ映えを狙った写真を撮影したい方は、ぜひ挑戦してください。

さらに、夜には、東京タワーを中心とした夜景を楽しめます。トリップアドバイザーでは、「何度でも足を運びたくなる夜景」だと絶賛する口コミも見られるほど。このように、スカイギャラリー1は、東京の夜景を楽しみたい方にもぴったりなスポットなのです。

恵比寿・横浜・富士山方面の景観を楽しめる「スカイギャラリー2」

「スカイギャラリー2」からは、恵比寿、横浜、富士山方面の景観を楽しめます。さらに、天気が良い日には富士山も見られますので、日本人はもちろん、外国人観光客の方にも人気を集めています。特に、富士山と夕焼けが生み出す景色には、感動する人が続出。日が落ちる時間帯を狙って立ち寄り、新たな富士山の見え方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

また、スカイギャラリー2にはミニソファーがああるので、座ってゆっくり景観を楽しむことができることも魅力の一つです。

カップルやご夫婦で東京シティビューへ行かれるご予定の方は、このミニソファーに座って、東京の夜景を満喫するのもおすすめ。東京の夜景をパートナーと一緒に眺めることで、ロマンティックな時間を過ごすことができるでしょう。

新宿・渋谷の繁華街の景観を楽しめる「スカイギャラリー3」

「スカイギャラリー3」では、新宿や渋谷の繁華街を中心とした景観を楽しめます。また、繁華街をはじめ、新宿方面ではビル群、渋谷方面では首都高速の様子も見られます。その中でも、夜に見られる輝くオフィス街や、首都高速を走る車の明かりに照らされた幻想的な景観はとても美しく、特にカメラ好きの方から人気を集めています。

そんな都会的な景色を楽しめるスカイギャラリー3ですが、春や秋には代々木公園の桜や紅葉も楽しめます。このため、ギャラリー3は、大都会らしい景色を見つつ、自然を感じられる場所なのです。地上から楽しむお花見や紅葉狩りも楽しいですが、スカイギャラリー3で、上空からのお花見や紅葉狩りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

また、スカイギャラリー3では、毎年春に「天空のお花見」というイベントも開催されています。このイベントは、上空からお花見を楽しみながら、アフタヌーンティーや限定カクテルが楽しめるイベント。東京観光へ行く時期にお悩みの方は、開催時期をこのイベントと合わせてみてはいかがでしょうか。

オープンエアで東京の景観を360度で楽しめる「スカイデッキ」

スカイデッキは、オープンエア(屋外)で東京の景観を楽しめるスポットです。中央のヘリポートを囲むデッキから景観を見るので、東京の街並みをどの方向からも見下ろせます。東京タワー、東京スカイツリー、レインボーブリッジといった東京のランドマークを生で一望できるので、スカイギャラリーとは違った迫力で景観を楽しめますよ。

また、このスカイデッキは、オープンエアの展望台としては関東一の高さを誇ります(東京シティビューの運営会社「森ビル」調べ)。このようにスカイデッキには、他のスポットにはない「関東一の高さから360度の景観を楽しめる」という魅力があるのです。スカイデッキでしか見られないダイナミックな景観を楽しめますので、ぜひ足を運んでみてください。

なお、スカイデッキは、天候が悪い日や、イベントで貸切られている日には閉鎖されることがあります。当日の閉鎖有無は、東京シティビューの公式Twittterにアップされていますので、事前にチェックしておくと安心です。

クリスマス時期には「星空のイルミネーション」を開催

東京シティビューでは、クリスマス時期に「星空のイルミネーション」というイベントが開催されます。このイベントは、クリスマス仕様に飾られた空間で、夜景を見ながら満天の星空を楽しむイベントです。

2018年には「サイレント・クリスマス」をテーマに開催し、白やシャンパンゴールドという柔らかな色合いで輝くツリーやイルミネーションの空間を演出されました。イルミネーションによりきらめきが増した特別な夜景は圧巻。クリスマスソングが流れる中、大人で贅沢なクリスマスデートが楽しめるイベントとなりました。

また、この星空のイルミネーション期間中には、「東京シティビュー スーベニアショップ」で、毎年違ったクリスマスギフトが販売されています。2018年には、星空をテーマにしたデザインのネックレスや、クリスマス仕様のうさぎが描かれたアイシングクッキーが販売されました。

空間やギフトなど、全てがクリスマス仕様の東京シティビューで、大切な人と特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」の便利なサービス

東京シティビューには、便利なサービスが3種類あります。知っているとさらに東京シティビューを楽しめますので、早速チェックしていきましょう。

プロカメラマンによる記念撮影サービス「TOKYO SKY SHOT」

東京シティビューでは、プロカメラマンが記念写真を撮影してくれる「TOKYO SKY SHOT」というサービスがあります。スカイギャラリーやスカイギャラリーの東京タワーが写る場所で撮影してもらえるので、東京観光の記念になりおすすめです。なお、撮影場所によってサービスが異なりますので、注意が必要です。詳細は以下をご覧ください。

撮影場所 利用料金 利用可能時間 データサイズ 携帯用縮小データのプレゼント
スカイギャラリー 1,500円 10:00〜20:00(金曜日、土曜日、休前日は21:00まで) 2Lサイズ(ハガキより少し大きいサイズ) あり
スカイデッキ 2,000円 16:00〜20:00(土曜日、日曜日、休日のみ利用可) 6Wサイズ(六つ切サイズ) あり

アート・イベントの展示スペース

東京シティビューにはアート・イベントの展示スペースもあり、頻繁に展覧会が実施されています。数ヶ月にわたって開かれている展覧会を含めると、2018年にはほぼ毎月展覧会が開かれました。

東京シティビューでは毎回、作品展示型の展覧会や、来場者が体を動かしながら作品に触れられる体験型の展覧会が実施されています。ここで、2018年〜2019年4月までに開かれた展覧会の一部をご紹介します。

2018年〜2019年4月までに開かれた展覧会(一部)

  • 平成展:平成時代に生まれた文化を振り返る展示
  • 月面VR展:月面周回旅行などを体験する展覧会
  • PLAY!スペースインベーダー展:10人同時にインベーダーゲームをプレイできるなど体験型の展覧会

このように、東京シティビューでは、平成時代を生きた人なら共感できるような展覧会や、近未来に関する展覧会、大人も子供も楽しめる展覧会など、さまざまな展覧会が開かれています。東京シティビューに行かれた際には、ぜひアート・イベントの展示スペースにも行かれてみてくださいね。

なお、アート・イベントの展示スペースは、展覧会によって異なります。各展覧会の場所については、東京シティビューの公式ホームページをご覧ください。

六本木天文クラブによる星空観望会

東京シティビューでは、六本木天文クラブによる星空観望会も開かれています。六本木天文クラブは、会員制のグループではなく、東京シティビューで開かれる天文関連イベントをまとめた呼び方のこと。天文学に関するワークショップなどさまざまなイベントがあります。

その中でも、星空観望会は、天文学のエキスパートによる解説を聞きながら、満天の星空を楽しめるイベント。この星空観望会には、事前申し込みは不要で、開催される日時にスカイデッキに行けばOKです。料金は無料で、持ち物も特に必要ありません。このため、参加したいと思ったときに、気軽に参加できます。

星についての知識を深めながら、星空鑑賞ができる「星空観望会」。年間スケジュールは、東京シティビューの公式ホームページからチェックできます。興味のある方はぜひ参加してみてください。

六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」の人気カフェレストラン

東京シティビューには、2つのカフェレストランがあります。どちらも人気のカフェレストランですので、早速チェックしていきましょう。

THE SUN

「THE SUN」は、洋食の軽食メニューを提供するカフェレストラン。併設されている「森の美術館」での展覧会とのコラボメニューを楽しめます。

例えば、「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」の期間中は、3匹のニョロニョロが乗せられた「ニョロニョロパエリア」や、イチゴミルクドリンクに、ミイをイメージしたスイーツが乗った「ちびミイのイチゴミルクドリンク」などを提供。このメニューは、2019年4月8(月)から6月16日(日)まで楽しめますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

また、店内ではポクロン・アナディンやローラン・グラッソの作品を展示しています。さらに、店内では東京の景観を見ることも可能。THE SUNは、コラボメニュー、アート、景観という3つの魅力がつまったカフェレストランなのです。

場所:52階
営業時間:11:00~22:00(食事のラストオーダーは21:00、ドリンクのラストオーダーは21:30)
電話番号:03-3470-5235
※ご来店には、東京シティビューの入場券が必要です。

THE MOON

「THE MOON」は、フレンチが食べられるカフェレストラン。野菜をたくさん使ったフレンチメニューが特徴です。例えば、コース料理では、「新玉葱のブルーテ」や「ゆり根のピューレ」などの料理が味わえます。全国各地から仕入れた旬の具材を盛り込んでおり、季節を感じながら食事が楽しめますよ。

また、盛り付けやお皿にもこだわりがあり、見た目からも料理を楽しめるよう工夫されています。THE MOONに行ったら、これらのポイントにも注目してみてください。

THE MOONのランチコースは4,500円〜、ディナーコースは10,000円〜ですので、特別な日のランチやディナーに利用されてみてはいかがでしょうか。また、ランチタイムにはアフタヌーンティーメニュー(3,800円)も提供していますので、ゆっくりスイーツを味わいたい方にもおすすめです。

場所:52階
営業時間
・ランチ:11:30~15:30(ラストオーダーは14:00)
・ディナー:18:00~23:00(ラストオーダーは21:00)
電話番号:03-3470-0052
※ご来店には、東京シティビューの入場券が必要です。入場券がない場合、来店料500円が必要となります。

六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」のお土産ショップ「東京シティビュー スーベニアショップ」

東京シティビューには、お土産ショップの「東京シティビュー スーベニアショップ」があり、9種類のお土産を取り扱っています。この東京シティビュー スーベニアショップには、ご自分や職場へのお土産に最適なお土産が揃っていますよ。

その中でも特に、ご自分へのお土産には「TOKYO CITY VIEWマグカップ」がおすすめです。このマグカップは、白地のデザインに水色の文字で東京シティビューのロゴが入ったデザイン。シンプルなので、男女問わず使えます。深さがあるので、お仕事や勉強中のドリンクカップにぴったりです。

また、職場には「TOKYO CITY VIEW サブレ」がおすすめ。東京シティビューから楽しめる東京の景観がプリントされたパッケージが特徴です。東京シティビューからの壮大な景色は、職場での会話のきっかけになるでしょう。味はさつまいも味で、サクサクとした食感。ぜひお土産として購入してみてください。

場所:東京シティビュー52階
連絡先:03-6406-6270
営業時間:10:00~21:00

まとめ

大都会東京の景観、料理、アートが楽しめる「東京シティビュー」。その中でも、関東一の高さから眺める東京の景観は圧巻です。ぜひ360度のパノラマで堪能できる景観を楽しんでください。