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上野公園(上野恩賜公園)の魅力と楽しみ方

上野公園(上野恩賜公園)は公園内に動物園や博物館、美術館など多くの文化施設が存在する魅力あふれる公です。

本記事では、観光やデートにおすすめしたい上の公園の魅力と楽しみ方についてご紹介していきます。上野デートをする際には、上野公園で自然や文化に触れる時間を頼んでください。

上野公園(上野恩賜公園)とは?

まず、上野公園(上野恩賜公園)とはどこに位置してどのような公園なのか、基本情報を知っておきましょう!

上野公園(上野恩賜公園)とは、東京都台東区の中にある公園です。上野恩賜公園や上野公園ともどちらの名称でも呼ばれ、公園を愛する人に広く親しまれています。

関東平野の西武の台地である武蔵野台地が基盤であり、扇状成立時にあった丘陵を削り取った平地が、現在の公園の平地となっているようです。また、公園内からは各段丘の端が崖のようになっている崖面も見られ、通称”ハケ”という呼び名があります。

段丘の端に沿って長く続く崖の様子は”崖線”と呼ばれ、武蔵野台地の周辺ならではの特徴的な風景となっています。

上野公園(上野恩賜公園)の歴史

上野公園(上野恩賜公園)の歴史は江戸時代まで遡ります。江戸時代に、当時の将軍・徳川家光が江戸城丑寅(北東)の方角=鬼門を封じる対策をとるため、現在の公園場所に比叡山寛永寺を建てました。

当時は権勢を誇った寛永寺でしたが、戊辰戦争で伽藍が焼け落ちてしまい、寺一帯は辺り一面焼け野原になってしまいました。ですが、1870年に更地と化した現地を、医学校や病院予定地として視察した蘭医アントニウス・ボードウィンによって、公園として活用すべき案を政府に伝えられたと言われています。

のちに1873年日本初である公園に指定され、各種の文化施設が創設されます。戦後は、上野の山の復興を願って1250本の桜が植えられています。

上野動物園ができてパンダがくると、たちまち大人気となってそれに伴って広く国民に知られる公園にもなりました。2012年には世界に文化や芸術を発信する<文化の森>創出を目的として再生整備事業が行われています。

上野公園(上野恩賜公園)のアクセス・駐車場方法

上野公園(上野恩賜公園)への行き方は、車・地下鉄・JR・東急バス・都営バスなどがあります。それぞれのアクセス方法を詳しく見ていきましょう。

地下鉄やJRの場合

  • JR山手線・京浜東北線・高崎線・宇都宮線:上野駅下車徒歩2分
  • 東京メトロ銀座線・日比谷線:上野駅下車徒歩2分
  • 京成本線:京成上野下車徒歩1分

車や自転車の場合

  • 車の場合:首都高速1号線上野戦の上野出口から約2分
  • 自転車の場合:上野駅の駐輪場を利用すると便利です。

駐車場は上野恩賜公園第1駐車場です。(バスは第2駐車場となっています。)

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園6
電話番号:03-3821-0755
Fax:03-5809-0017
営業時間:AM8:30~PM21:30(入庫は19:30まで)
利用料金:普通車…1時間まで400円、以後30分ごとに200円
駐車台数:100台

バスの第2駐車場

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園17
電話番号:第1駐車場と同じ
利用料金:1時間まで1000円、以後30分ごとに500円
駐車台数:24台

東急バスや都営バスの場合

  • 東武バスの場合:東京駅八重洲口前から上野駅・上野公園前下車
  • 都営バスの場合:東京駅丸の内北口から上野公園山下(京成上野駅近く)下車

※上野駅行きや帰りの東京行きのバスは土日の本数の方が多いため、時間をよく調べておくと焦らなくて良いでしょう!

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園5-20
問い合わせ先:上野恩賜公園事務所
電話番号:03-3828-5644

上野公園(上野恩賜公園)の人気観光スポット

恩賜上野動物園

「恩賜上の動物園」は上野公園(上野恩賜公園)の敷地内にある、日本一の入園者数であるため広く知られている動物園です。広大な公園内の動物園は、その広さに比例してたくさんの動物達がいます。

その園内は東園・西園に分かれており、東園は表門から、西園は弁天門・池之端門より入退場ができます。子ども連れで来る時には、坂が少なく行き来がスムーズになる弁天門から入園するのがおすすめです。

園内の動物の種類は、国内で2番目に多く500種類ほどの動物が飼育されています。また、ジャイアントパンダ・コビトカバ・オカピなどの世界3大珍獣や、ニシローランドゴリラ・スマトラトラなど希少動物の飼育も行っており、見所たっぷりの動物園となっています。

自然の中で飼育するというコンセプトを持っており、熱帯雨林の環境に似せているため、トラが池を泳ぐ姿も見ることができます。また、有名なジャイアントパンダの親子の”シンシン”と”シャンシャン”が愛らしく、大人気となっています。

自然交配で生まれても成長途中で亡くなることが多かったのですが、”シャンシャン”は元気に順調に育っているため、貴重な赤ちゃんパンダを見たい人が多いようです。

西郷隆盛像

上野公園(上野恩賜公園)のシンボル像とも言える西郷隆盛像は、浴衣姿に犬を連れる姿が広く知られています。大河ドラマの西郷どんで興味を持った人にもおすすめのスポットです。

なぜ西郷隆盛像が上野にあるのでしょうか?それは1868年の戊辰戦争で、西郷隆盛が活躍したところが上野であったからなんです。上野は、江戸城の無血開城をめぐって徳川家ゆかりの寺を守ろうとする反対派と開城派が戦った場所でありその戦いを指揮したのが西郷隆盛です。

明治維新の重要な存在であった西郷隆盛は、西南戦争で明治政府に抵抗したため、命を落とすことになります。”逆賊”と呼ばれてしまうようになりましたが、時代の移り変わりと共に流れが変わります。

1889年に大日本帝国憲法が公布されると、西郷隆盛は”逆賊”撤回となりました。薩摩藩出身の人達が中心になり西郷隆盛の没後21年経って、その勇士を称える銅像建立に至りました。

生前の功績を称える意味の銅像は、”見られる意味”でたいてい正装なのですが、上野の西郷隆盛像は、浴衣というなぜかラフな格好で気になりますよね。本当は騎乗デザインだったのが、明治政府の正装に反対した人達がいたため、浴衣という服装になったというような話もあります。

上野東照宮

上野公園(上野恩賜公園)の中には、上野東照宮という神社があり、徳川家康公(東照大権現)を祀っています。全国に数多くある東照大権現を祀る神社の1つで、出世・健康長寿・勝利などにご利益があるとして広く信仰されています。

1616年に徳川家康は、危篤の時に呼んだ天海僧正と藤堂高虎へ、魂の休まるところを作って欲しいと懇願して、屋敷地の上野に比叡山寛永寺を建て、多くの子院や伽藍などを作ったと言われています。

その1つである”東照社”が現在の上野東照宮の始まりです。1646年、正式名称の”東照宮”となりました。そして日光東照宮に行けない人達のために、日光に近付けられるよう豪華なものを建てたと言われています。

幕末の上野戦争や関東大震災、第二次世界大戦でも社殿が壊れることなく保つことができた上野東照宮は、江戸時代初期に建てられた社殿が現存しているという奇跡であり、本当に素晴らしいですよね。素晴らしい奇跡と強運で建つ社殿をぜひ参拝してみてはどうでしょうか。

旧寛永寺五重塔

上野公園(上野恩賜公園)内に神社があれば、他の寺社仏閣も期待してしまいますよね!公園内を歩くと旧寛永寺五重塔に出会います。こちらは本当に素晴らしい建物で、国の重要文化財に指定されているほどです。

旧寛永寺五重塔は、1631年に江戸幕府の老中(後に大老)土井利勝によって上野東照宮の五重塔として建てられました。しかし1639年に火事により焼失したため、現在の建物は再建されたものとなっています。

明治時代は寛永寺の管理下にあった五重塔は、今はなき寛永寺であり、現在は”旧寛永寺”と表記され東京都の管理下へ置かれています。

五重塔の特徴は、近代建築の特徴が出ており、上から下まで屋根が均一で大きさがキレイに整っているところが見所でしょう。この五重塔をしっかり見たい時は、木々の生い茂った境内から行くのではなく、上野動物園の表門の方から入るとよく見ることができますよ!

不忍池、弁天島

上野公園には、”不忍池”や”弁天島”といった、歴史の変遷も感じられる見応えのある自然スポットがあります。

上野公園(上野恩賜公園)の南西部に2キロに渡る「不忍池」は、江戸時代に天海僧正が琵琶湖に見立てて作った自然の庭園です。竹生島に似せた弁天島(中島)を作り弁天堂を建てました。

弁天島までは船で渡っていましたが、1672年に東方向に石橋が架かり歩いて渡れるようになり、1907年には観月橋が架かりました。現在は貸しボートが営業していて池を回るのも楽しめます。

池はたくさんの蓮で壮大な景色が広がり、江戸時代以来蓮の名所と広く知られています。計画的に作られた建造物と天然のままの自然の池のコラボに、見た人はきっと魅了されてしまうでしょう。

国立化学博物館

上野公園の文化施設の一つである「国立科学博物館」は、子どもも興味津々に楽しく遊ぶことができる施設の1つです。

1877年に設立された国立科学博物館は、国立で唯一の総合化学博物館です。452万点あまりの膨大な展示数があり、貴重でジャンル豊かなコレクションが特徴的です。

館内の展示は地球館・日本館と分かれ、歩んできた自然や生き物の変遷などが細かく紹介されています。また、見るだけではなく実際に化学・物理の実験を体験したり、家族で楽しめる自然観察会などのイベントが開催されていることも多いので要チェックです。

東京都美術館

東京都美術館は、東京都民の美術振興のために作られた公立の美術館です。公園内にある3つの美術館のうちの1つです。美術展示は、季節やイベント展示などの展覧会があることも多く、企画展が中心に展示されています。

無料展示と有料展示に分けられ、自分の見たい展示を選んでみることができて興味に応じて利用できるところがおすすめでしょう。近年、館内には公募展示室・美術情報室・アートラウンジ・ミュージアムショップ・レストランなどがリニューアルオープンしています!

ミュージアムショップのお土産品などは、美術関係の作品とタイアップのものも多く、ときめくグッズもたっぷりあり魅力的ですよ!

公園内を散策して一息入れたい時に東京都美術館へ足を延ばすと、落ち着いた雰囲気とアートな刺激で、休憩がてらリフレッシュできそうですね!

国立西洋美術館

国立西洋美術館は、1959年設立の、その名の通り西洋の美術作品を専門として展示を行う美術館です。19世紀から20世紀前半の絵画や彫刻など印象派などを中心とする松方コレクションを基盤としています。

20世紀初頭、実業家の松方幸次郎がフランスで集めた美術品は、第二次世界大戦後にフランス政府に差し押さえをされていました。松方コレクションが返還される条件で国立西洋美術館が創設される成り行きとなったのです。

美術品の美しさだけではなく、ル・コルビュジエなどによるその本館設計も現代的センスが素晴らしく、1998年公共建築百選に選定され、のちにモダンムーブメント建築にも選定されました。

2007年、”国立西洋美術館本館”が国の重要文化財に認定、2009年には、”国立西洋美術館園地”として国の”登録記念物”の登録行われているほど、まるごとの存在が美しく貴重な西洋美術館は、園内の3つの美術館と比べて見るのも楽しめるでしょう!

西洋の素敵な作品である”オールドマスター”を見て西洋の文化にどっぷりと浸ってみたいですね!

上野の森美術館

上野公園(上野恩賜公園)の西郷隆盛像にとても近く、3つの美術館のうちで最も親しみやすい美術館でしょう。日本の美術団体では最古で歴史がある美術館とも言えるでしょう。

美術作品の公募展や、国外の美術館の所蔵品を借りて特別展を開催したり、随時期間限定の展示会を開いたりとその都度見応えのある評価を得ています。

また、重要文化財の公開も積極的に行い、画壇への登竜門である”上野の森美術館大賞展”などを開催しており美術の発展に意欲的ですよ。美術作品に興味がある人には必見の美術館でしょう!

知る人ぞ知る、”都民の日”は無料ブースがあったりと東京都ならではの特典もありますよ。出かける日にちによって特典があるかもしれないためよく調べていくとお得です!

正岡子規記念球場

公園内に野球場?と驚かれるかもしれませんが、プロ野球・大学野球などの公式戦やリーグ戦が行われる訳でななく、レクリエーションや草野球目的で使うことができる野球場となっています。

名前にある”正岡子規”は、日本で野球が知られるようになった明治初期から大の野球愛好家であったことからの由来で付けられました。この上野の地で野球を楽しんでいたことが分かっています。

数々の随筆を書き残した正岡子規ですが、随筆「筆まかせ」の中で上野公園博物館の近くで試合を行ったことが書かれています。また、野球を題材とした短歌や俳句、小説や随筆を数々に発表して野球の普及や発展に貢献したようです。

上野公園(上野恩賜公園)130周年の年には、”正岡子規記念球場”の愛称と、正岡子規の句碑「春風や まりを投げたき 草の原」の除幕式が披露されています。

正岡子規が楽しんでいた場所であり、歴史と文学の風を感じたい時に野球場へ行って散策するのも素敵ですね!

下町風俗資料館

不忍池の近くに位置する台東区立の博物館である、下町風俗資料館です。江戸時代~昭和時代の中期頃までに育まれた東京下町の歴史的文化資料を扱っています。

外観は格子模様の部分もあり、和風で粋な印象を与える建物となっています。1階のスペースでは、大正時代の下町の風情や街並みをそっくりに再現しています。

当時の時代にあったような長屋、人力車の展示、懐かしい駄菓子屋、向かいの商家で構成しておりタイムスリップしたような気分になるでしょう。見るだけでなく、紙芝居の読み聞かせイベントもあるためチェックしておくと良いでしょう。

2階スぺースは、銭湯の番台や昭和10年~30年代の民家の展示があり、けん玉・ベーゴマなど昔遊びの体験コーナーの他、企画展示も開催されているようです。昔遊びが再認識されている近年、身近なおもちゃとして親しんでみるのもおすすめです!

昔の下町文化にトリップしたような古き良き時代の流れを感じることができて魅力的、日本の良さを再認識できそうですよね!

国際子ども図書館

1906年に帝国図書館として建設されたこの文化施設は、昭和期の増築や改築を経て、世界的にも有名な安藤忠雄氏によって、数少ないレンガ調で洋風建築づくりの文化的な建造物となりました。

歴史的な建造物が現代建築とミックスしている建造物は珍しく貴重で、古い印象のレンガ造りと新しいアーチが上手く調和がとれているでしょう。図書館ということを除いても、建物を見るだけでも鑑賞にひたることができるでしょう!

建築の面白い特徴的なところは、影のできないよう設計された照明や、レンガ風の外観、現代では再現しにくい鏝絵(こてえ)技法で描かれている天井漆喰、線対称でスッキリと整った室内などさまざまに見所がありますよ。

3階の吹き抜けからは、広い空間がすがすがしく中庭の景色をゆったりと眺めることもできます。休憩したい時には、カフェもあります。日替わりランチ・カレーや軽食、ドリンクなどの喫茶メニューが美味しいと評判です。

ドリンクは200円~300円程度、軽食は500前後という驚きの安さなのに定評のある美味しさで飲食できるため、嬉しいですよね!

子ども図書館というだけあって、世界中約140ヵ国もの子ども本が揃っていて魅力的です。選ぶ楽しさと新しく発見する新鮮さが嬉しいでしょう!大人でも子どもでも興奮すること間違いなしですよ!

東京文化会館

上野公園(上野恩賜公園)の一角には、東京文化会館という外観がモダンな東京都立の立派なホールもあります。オペラやバレエ舞台や音楽会などを披露できる大・小のホールや、やフラワーショップ、会議室の他音楽資料室まで揃っています。

東京都開都500年の記念として東京文化会館は作られました。本格的なクラシック音楽ホールの先駆けでしたが、次々に新しいホールが会館され古い印象もあったようです。手を抜かない歴史的な建造物であり5階まである客席には驚きですが、階段であるため登る体力が必須でしょう。

その階でも響きは素晴らしいのですが、体力に自信がある人は空高くまで届きそうな音響の響きを存分に感じることができる5階まで足を運び、年配の方は1,2階がおすすめです!

1999年に改装した際に日本屈指の広いバックステージとなり魅力が増し、ウイーン国立歌劇場などの著名人が必ず東京文化会館を公演に利用しているほどになっています。

最近ではポップミュージックなども演奏される機会が増え、幅も広がりつつあるようです。舞台や音楽会は頻繁に開催されているため、チェックしておくと良いでしょう。舞台を鑑賞後にレストランで食事もできたり、上野公園(上野恩賜公園)を散策して楽しめるのも魅力的ですよね!

ボート場

上野公園(上野恩賜公園)の不忍池にあるボートは、とても楽しく魅力的と評判なんです!ローボート、屋根付きのサイクルボート、スワンのデザインのボートとあります。スワンは可愛くて思わず乗りたくなってしまいますよ。

ボート場から見える景色は、四季によってさまざまに変化しています。春の桜が満開の時期は、本当に美しく絶景ですよ。景色が抜群の春の時期はボートが大人気で混雑しがちなため、少し時期をずらして乗ると落ち着いてゆったりとボート遊覧を楽しめるでしょう。

ローボートはオールで漕ぐタイプで、慣れている人向きでしょう。サイクル・スワンのボートは足こぎ式で、初めてでも簡単に漕ぐことができますよ。自分がこいでボートを進められるのでとてもワクワクするでしょう。

ファミリーやカップル、友人などと一緒に乗ると楽しみが増すでしょう。ボートに乗っている間は乗っている人とのプライベートな空間となって、親しくなれる効果もありますよ!

ローボートは基本が1時間から、サイクル・スワンのボートは時間は30分ごとに料金がかかるシステムです。都会の真ん中にある自然豊かな公園の池で面白いボートをこげるなんで素敵ではないでしょうか?景色も素晴らしく、非日常の30分を楽しく満喫してみましょう!

不忍池にあるボート場利用料金はボートの種類や時間によって異なります。

         

  • ローボート…最初の1時間700円、以後30分ごとに300円(大人3人まで)
  •      

  • サイクルボート…30分ごと600円、(大人2人、子ども1人まで)
  •      

  • スワンボート…30分ごと700円、(大人2人、子ども2人まで)

ムードたっぷりで自然を満喫できるボート乗りですが、30分ごとにお金が発生してしまいます。そのため、広い不忍池の乗り場に決めた時間に戻ってこれるように時間をみることも大切ですよ!

ボートに乗るのが大人か子どもか、ボートのタイプや乗る人数によっても乗り合わせが変わってくるため確認して乗るようにしましょう!

寛永寺清水観音堂

上野公園(上野恩賜公園)にある寛永寺清水観音堂は、寛永寺の開山である慈眼大師の天海大僧正によって、清水寺を見立てたお堂として作られました。

最初は上野公園の”擂鉢山”に建てられていましたが、寛永寺総本堂の建設工事に伴い、1694年に現在の場所へ移築されたようです。上野山の中では最古の建造物とあり、当時の風情を残しつつ時代を感じることができて灌漑深くなりますよ!

神社を眺めていると脇尊に祀られている仏さまに気付きます。これは”子育て観音”と呼ばれる仏さまです。子宝・安産祈願などの観音仏を参りに多くの信仰者が来るのです。子宝の恩恵をあやかった人達が子の成長祈願で納めた人形が多く供えらえれており、とても印象的に見えるでしょう。

また、本堂の裏に回ると”秋式桜”と呼ばれる桜の木が見えます。花見の時期にはしだれる桜が魅力的で美しく、優雅な気持ちで見ることができますよ!

表慶館

東京国立博物館表慶館という名前のこの施設は、1900年当時の皇太子のご成婚を記念して建てられ、1909年に開館した日本で初の本格的な美術館です。

東宮御所なども作り、宮廷建築家の片山東熊が手がけた表慶館の外観は、左右・中央に丸みのある美しいドーム屋根があり優雅で西洋風の建物に見えるでしょう。上部外壁面には工具・製図用具、楽器などをモチーフのレリーフがあり、細やかなデザインが素敵な雰囲気を出していますよ。

1978年には、明治末期の西洋風建築を代表する建物であるとされ、国の重要文化財に指定されています。古典的な美しさと細部の凝らした建築デザインは、パッと見ただけでは分からない技術に溢れているでしょう。

贅沢に施された建物からは、天皇に対する当時の国民の敬意や期待を形として表しているようなものとも言えるため、時代的背景も捉えながら閲覧すると魅力たっぷりの表慶館を楽しめるでしょう!

上野東照宮ぼたん苑

上野東照宮ぼたん園は、ぼたんやダリアの花が豊かに咲き誇る庭園です。1980年に日中友好記念に即して開苑となりました。

大部分を占めるぼたんの花は、”富貴”の象徴であり<百花の王><富貴花>と呼び名があります。奈良時代に薬用植物として伝わり、江戸時代から栽培が盛んに行われるようになったようです。

現在のぼたん苑には中国ぼたん・アメリカやフランス品種などの約500株以上のぼたんが美しく魅力的に咲き誇っています。春・冬の季節にはぼたん苑に花が咲き誇り、季節ごとにぼたん祭りが1ヶ月から2ヶ月程度開催されているため要チェックですよ!

時の鐘「時鐘堂」

上野公園(上野恩賜公園)の中でひっそりと佇む時の鐘「時鐘堂」は、毎日正午と朝夕の6時の1日3回を、鐘をついて時の瞬間を刻んでいます。

1666年、公園内の上野精養軒の入り口傍に設置された鐘で、江戸の市民へ時を知らせていました。実は、当時の江戸には9か所時鐘があり、市民にとって馴染み深いものであったと分かっています。

周りの木々が茂っていて表立って見えにくい外観ですが、時刻ぴったりに日々知らせてくれる律儀な仕事をしてくれている「時鐘堂」は、実は公園にとっては大きな存在感をもたらしてくれている鐘であると言えます。

公園内の各場所をめぐった後に、ぜひ鐘を探してみるのも魅力的な楽しみ方でしょう!

上野公園(上野恩賜公園)周辺のカフェレストラン

上野公園(上野恩賜公園)にはさまざま文化施設や神社、そして自然豊かな景色があり、見所たっぷりで楽しめます。ですが、公園内を色々と散策していると、かなりの距離を歩くためにお腹も空いて少し休憩をしたくなりますよね。

そんな時にはカフェやレストランで一息入れるのがおすすめです!休憩やランチなどにぴったりの、上野公園周辺のおすすめ店をご紹介していきます。

スターバックスコーヒー上野恩賜公園店

上野公園(上野恩賜公園)には、公園内とは思えない充実したカフェのお店がありますよ。スターバックスコーヒーの上野恩賜公園店もその1つです。

アメリカのシアトル拠点のコーヒーショップチェーン店であるスターバックスコーヒーは、自社ブランドの焙煎ローストコーヒーが有名です。自由の女神をイメージさせるトレードマークのロゴが印象的ですよね。

コーヒーはサイズが細かくあり、メニュー注文時によく確認して頼むと良いでしょう。また、コーヒーだけでなく軽食も美味しいと評判です。チョコスコーンやサンドウィッチ、シフォンケーキなどの軽食やスイーツを合わせて頼むとよりコーヒーが美味しくなりますよ。

公園広場の目の前に位置しており、ガラス張りの窓からは目の前に噴水が見えて景色が抜群でしょう。公園内の博物館や美術館などを見て回ったあとに、休憩がてら噴水を見ながらのコーヒーは格別ですよ!

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園8-22
電話番号:03-5834-1630
営業日:月曜日~日曜日の毎日
営業時間:AM8:00~21:00PM
コーヒーのお値段:サイズにより異なるが1杯400円程度~

上野の森 Park Side Cafe

上野公園(上野恩賜公園)で、立地が良くカフェ・レストランどちらの目的でも利用しやすい飲食店と言えば、上野の森のPark Side Cafeでしょう。

木でできた温かみのある外観で中に入るとロッヂ風のおしゃれな室内は、公園のグリーンともよく似合って、散策の疲れを癒してくれるような落ち着く空間となっています。

場所が良いため土日は混雑しがちですが、待ちがあっても回転率が良いため待っている間に周辺の施設を見たりと時間も有意義に使えるでしょう。

カフェやランチ、ディナーでも利用できるため、利用客層はさまざまです。土日は家族連れも多いため、子どもが座れるように子ども椅子もいくつかありファミリーにも嬉しい設備が整っていますよ。

カフェという店名ですが、食事メニューのラインナップも豊富でそれぞれのメニューが凝ったレシピであるため食べ応えがあるでしょう。ドリンク類もバラエティが多く、コーヒーや紅茶、ハーブティー、ラベンダーや果実を入れた紅茶やジュースなど選ぶのも楽しく魅力的ですよ。

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園8番4号
営業日:月曜日~日曜日の毎日
電話番号:03-5815-8251
営業時間:月~金曜日がAM10:00~PM21:00、土日がAM9:00~PM21:00
ランチセットのお値段:1500円程度

上野グリーンサロン

上野公園(上野恩賜公園)の動物園を見にくる時には必ず寄りたい飲食店である上野グリーンサロンは、セルフサービス・可愛いパンダがたくさんでファミリーの軽食やランチにおすすめです!

店内に入ると壁にキュートなパンダ(シャンシャンをイメージ?)のぬいぐるみが飾ってあり、子どもが見ると大興奮するでしょう。セルフサービスであるため気兼ねなく店内に入ることができます。持ち込みもでき休憩もかねて手軽に飲食を楽しめますよ。

メニューはコーヒーやジュースなどのドリンクや、カツカレー、パンダカレー、うどんやそばなどもあります。量はやや少なめなため男性は少ないと感じるかもしれませんが、女性にはちょうど良いでしょう。

パンダのカレーやオムライス、カプチーノコーヒーもあり、パンダ好きにはたまらないビジュアル重視のメニューで、大人も子どもも見ると嬉しくなってしまいますよ。

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園7-47
営業日:月曜日~日曜日の毎日
電話番号:03-3824-9931
営業時間:AM10:00~PM19:00
軽食のお値段:1000円前後

パークス上の

ランチの時間帯は飲食店が混雑していて、待ちが長く入りにくい時もありますよね。そんな時に利用したいのがパークス上野店です。JR上野駅・公園口からすぐの所にあって利用もしやすく便利なお店です。

ランチやカフェではなく、お土産店として利用ができますよ。お弁当も販売しているため、飲食店が多い時はこちらのお弁当を買って上野公園(上野恩賜公園)内のグリーンがたくさんある所でピクニックのようにお弁当を食べても素敵ですよね。

シャンシャンパンダが有名な動物園があることから、お土産もパンダにちなんだ可愛いお菓子やグッズなどがたくさんあります。パンダ好きの人にはたまらないですよね!愛らしいパンダ土産は、もらった人も喜ぶでしょう。

住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園7
営業日:月曜日~日曜日の毎日
電話番号:03-5685-0181
営業時間:AM9:00~PM17:00
軽食のお値段:1000円前後

まとめ

上野公園(上野恩賜公園)には本当にたくさんの見所があり過ぎて、魅力たっぷりの観光スポットですよね!さまざまな文化施設から、緑あふれるぼたん苑や池、神社などおすすめポイントばかりでしょう。

1日観光しても回りきれないほどのスポットがあり、また園内は本当に広いため体力がある時に行くのがベストですよ!小さな子ども連れはベビーカーがあると便利で観光しやすいでしょう!

上野公園(上野恩賜公園)へ行くときのアクセス方法から、行き先や時間的な計画などをしっかりと予想を立てて、充実して上野公園(上野恩賜公園)を楽しめると良いですね!