【NHKスタジオパークの楽しみ方】見どころ、料金、アクセス

東京都渋谷区にある「NHKスタジオパーク」。こちらのスポットはNHKをまるごと楽しむ放送テーマパークとして開業しており、懐かしのテレビ番組やアニメから近年放送された大河ドラマや朝ドラなどの展示などがあります。

展示だけでなく体験コーナーも充実しており、子供も大人も楽しめるスポットなので、今度の休日にお出かけしてみてはいかがでしょうか？

NHKスタジオパークの基本情報

実際にスポットを訪れる前に「NHKスタジオパーク」の情報を押さえておきましょう。ここでは、NHKスタジオパークのアクセス情報や営業時間、入館料などを紹介していきます。

NHKスタジオパークとは

NHKスタジオパークとは、NHKに関連する物のほとんどを見たり、体験できたりする施設です。一般的にNHKと言えば、テレビ放送がメインになってきますが、こちらでは過去に放送されたアニメやドラマなどの展示や声優やニュースキャスターなりきり体験、番組製作体験などたくさんの見どころがあります。

大人の方でもなるほどと思わせる要素がたっぷりなので、お子様にとってはより斬新な世界に感じられるでしょう。子供から大人まで楽しめるスポットですが、夢中になるあまり大人の方がのめりこんでしまう可能性もあります。休憩所やお食事処も完備しているので1日中遊ぶことも可能なスポットです。

NHKスタジオパークのアクセス・駐車場

【公共交通機関をご利用の場合】

JR山手線・渋谷駅/原宿駅から徒歩約12分
地下鉄千代田線・明治神宮前駅/代々木公園駅から徒歩約12分

【お車をご利用の場合】

NHKスタジオパークには専用駐車場はありませんので、お車でアクセスする場合は近くにある渋谷区役所前公共駐車場かコインパーキングをご利用ください。

NHKスタジオパークの営業時間・料金

営業時間：10：00～18：00（最終入館は17：30）
入場料：一般 200円/高校生以下（18歳未満）・65歳以上 無料/団体（20名以上） 150円
（障碍者手帳提示で本人と付き添いの方1名は無料）
休館日：毎月第4月曜日（2019年6月から毎週火曜日となる予定）

NHKスタジオパークには無料公開デーがあり、全ての方の入場料が無料となる日があります。

【2019年無料公開デー日程】

4月3日、10日、17日、24日、27～5月6日
5月8日、15日、22日、29日
6月1～2日、5日、12日、19日、26日
7月3日、10日、13～15日、17日、24～29日、31日
8月7～19日、21日、28日
9月4日、11日、14～16日、18日、21～23日、25日

NHKスタジオパークの見どころ

ここまではNHKスタジオパークの基本的な情報を紹介してきましたが、ここからはNHKスタジオパークの中に入っていきましょう。各エリアで何ができるのか詳しく紹介していきますので、情報を見逃さないようにしてくださいね。

8Kスーパーハイビジョン

まずは、入口入ってすぐの所にある「8Kスーパーハイビジョン」は、60インチのディスプレイを36枚組み合わせた大型テレビです。一見壁のようにも見える大型テレビはそれだけでも存在感がありますが、現在のハイビジョンの16倍の高精細映像で、立体音響と相まった時の迫力はリアルさを感じさせます。

8Kスーパーハイビジョンでは7～10分の映像が上映されており、あまりの臨場感につい見とれて足を止めてしまう可能性大！世界最先端の映像技術をその目で確かめていってください。（8Kスーパーハイビジョンがあるエリアは撮影禁止となっているので、ルールを守って見学しましょう。）

展示が楽しい「スタジオギャラリー」

「スタジオギャラリー」では、現在放映中のドラマの展示などを見ることができます。ドラマの舞台セットや小道具、登場人物の等身大パネルなどが展示してあって、より深くドラマの世界を垣間見ることができるエリアです。フォトスポットコーナーなども用意されているので、ドラマの演者さんたちとの記念写真なんていかがでしょうか？

2019年4月1日～5月15日までは連続テレビ小説・なつぞら展が行われています。

様々な映像を楽しめる「メディアウォール」

続いては地下1階にある「メディアウォール」。このエリアの壁全体がカラフルなパネルに覆われており、オアネルをタッチするとNHKが過去に放送してきたドラマや文化番組、歌番組などの映像が拡大されて懐かしの映像を見ることができます。

種類が豊富なので、いろいろな番組をタッチしてお好みの映像探しをしてみるのも楽しいですよ。お子様と一緒に訪れるなら、パパやママたちが子供の頃にはこういった番組が放映されていたんだよなんて会話も弾むかもしれませんね。

ここは小さな映画館？「8Kリビングシアター」

自宅に8Kテレビを置いてみたらどうなるか？それを疑似体験できるスペース「8Kリビングシアター」。4Kですらまだ導入していない方もいるかもしれないのに、更にその上の８Kテレビの映像が見られるなんて凄いですね。

実際8Kテレビはまだまだ高嶺の花的な存在なので、まずはこちらでいずれ訪れるであろう8Kテレビの映像美と臨場感あふれる音響設備を体験しておきましょう。

NHK関連のクイズに挑戦「NHKクエスト」

「NHKクエスト」は、NHKに関するクイズに挑戦できるエリアです。エンターテインメント番組や教育番組など、さまざまな番組のクイズが楽しめます。1番から順に番号が振られているので、1つ1つじっくりと挑戦していきましょう。

意外と頭をひねる問題が多く、カップルやご夫婦、お子様と一緒に考えて楽しんでいってくださいね。それぞれで何問正解できるか競い合うのも楽しいかもしれませんね。

収録中のスタジオを見学できる「NHKワールド」

日本のニュースやカルチャーを世界へ向けて発信している「NHKワールド」。日本人には日本語が馴染み深いですが、こちらではさまざまな言語で収録しているラジオスタジオを見学することができます。

いつも収録しているわけではないので、収録中に見学できるかは運が絡みますが、貴重な現場なので見学できることを祈ってこのエリアを訪れましょう。（このエリアは撮影禁止エリアなので、ルールを守って見学しましょう。）

科学エンターテイメント「はてなルーム」

見て、触って楽しむエリア「はてなルーム」。私たちの身近な生活の中にある”はてな”を調査・実験をして謎を解き明かす番組”ためしてガッテン”と”すイエんサー”から生まれた疑問が展示されているエリアです。

説明を聞いたり、実験結果だけを見てもよくわからいことでも、実際に自分の目の前で確かめられれば理解が深まりますよね。こちらではそんな”はてな”を見たり、触ったりして自分の目で確かめられるんです。

ためしてガッテンとすイエんサーから生まれた”はてな”が数多く展示されているので、1つ1つチェックしていって身近にある”はてな”を解決していってくださいね。

声優体験「アニメファクトリー」

アニメ好きや将来声優志望の方には堪らない設備「アニメファクトリー」。こちらではNHKで放送されたアニメ番組の紹介や声優アフレコ体験、アニメ制作過程の展示を見ることができます。

声優アフレコ体験は人気コーナーなので行列ができることもしばしば。運が良いとすぐに入れますが、並んでいる時は整理券を発見して待ちましょう。アフレコ体験自体は短いので割とすぐに順番が回ってきます。アフレコの最後には評価が表示されるので、キャラになりきって望みましょう。2019年4月時点の声優アフレコ体験は”きかんしゃトーマス”、”カードキャプターさくら”、”わしも”、”忍たま乱太郎”、”おじゃる丸”の5種類です。

この他に、懐かしのアニメのポスターなども展示されていて、今ではなかなか見られないものもあるので、体験コーナーだけでなく展示にも注目していきましょう。

キャスター気分を味わえる「スタジオパークNEWS」

ニュースキャスターに憧れた方も多いのでは？そんなニュースキャスター、お天気キャスター、リポーター体験ができる「スタジオパークNEWS」。このコーナーが一番NHKらしさを感じられる場所ではないでしょうか？

実際のニュース番組にあるようなセットの中、原稿を読む真似をしてみたり、お天気キャスターを体験してみたりと普段ではなかなかできない体験ができます。お天気キャスター体験はバックがブルーの壁面で行うため、リアリティがなく感じられますが、テレビ画面にはバッチリ背景が合成されているので本物のように見えるんですよ。

映像を作成できる「クリエイティブラボ」

自分のオリジナル映像を作ることができる「クリエイティブラボ」。映像素材と音響素材、どーもくんなどのキャラクター素材を使ってまさに自分だけの映像を楽しむことができます。普段何気なく見ている映像の制作・編集過程を体験できるので、興味がある方はぜひ体験してみてください。この体験をきっかけに映像関係の道に進む方もいるかもしれませんね。

のんびり休憩「どーもくんスクエア」

館内をくまなく探索していたらそろそろ疲れてきませんか？そんな時は館内にある「どーもくんスクエア」で一休みしていきましょう。どーもくんスクエアにはいろんな格好をしたどーもくんがいて、それらを眺めているだけでも癒されそうです。

こちらにはソファやテーブル、飲み物やお菓子の自動販売機などが用意されています。また、パンフレットも置いてあるので、NHKの番組情報や最新情報をゲットしていきましょう。

名作の小道具に出会える「ドラマライブラリー」

NHK大河ドラマや連続テレビ小説をよく見ている方には堪らないエリア「ドラマライブラリー」。新旧の大河ドラマや連続テレビ小説の他では見られない小道具や衣装の展示や大河ドラマのオープニング映像などさまざまなものを見ることができます。

人それぞれで気になる展示は異なると思いますが、大河ドラマに使用された甲冑や具足は大河ドラマにあまり興味がない方でも感心する出来栄えです。こちらのコーナーを見てから、大河ドラマや連続テレビ小説を見始めるのもいいかもしれませんね。

放送中のスタジオを見学できる「CT-450スタジオ」

テレビ番組の放送中・撮影中のスタジオを見学できる「CT‐450スタジオ」。このスタジオではいろいろな番組が放送されており、ガラス越しにその様子を見ることができるんです。番組撮影におけるカメラの動きやゲストや司会者の様子、テレビ越しでは絶対に見られない光景が目の前に広がります。

番組によっては中に入ってより間近で見ることができますが、予約や抽選などが必要となる点にご注意ください。（撮影中は撮影や録音など禁止となっているので、ルールを守って見学してくださいね。）

カメラマンを体験「ネイチャーカメラマン」

自然番組撮影の疑似体験ができる「ネイチャーカメラマン」。こちらでは危険生物に接近できるカメラや夜行性の生物を撮影できる暗視カメラ、虫の世界を垣間見ることができるカメラなど、普段ではあまり使われないような特殊なカメラに触れて操ることができます。

一般的なテレビ番組とは一味も二味も違う自然番組の裏側に迫れるコーナーで、今後テレビで自然番組を見る時はちょっと変わった視点から見ることができるかもしれませんね。興味や関心をくすぐられること間違いなしのコーナーです。

NHKスタジオパークまとめ

NHKスタジオパークについてご紹介しました。NHKスタジオパークはNHKが放送するテレビの裏側が見られるだけでなく、自分が主役になってみたり、カメラマンや映像編集者になってみたりと体験コーナーも非常に充実しています。こちらを訪れたら、今後テレビを見る際に変わった視点でテレビを見るようになって、今まで気付かなかったポイントにも気付けるようになるかもしれませんね。

これだけ設備が充実しているのに入場料金もリーズナブルで訪れやすい価格になっているて、子供から大人まで幅広く楽しめるスポットなので、カップルやご夫婦、お子様連れで訪れてみてください。