皆さんは、東京都渋谷区にある美竹公園をご存知でしょうか。美竹公園は、JR渋谷駅から徒歩10分の場所にあり、自然に囲まれた園内には子供たちが楽しめる球体の遊具やちょっとした休憩所もあり、渋谷の喧騒に疲れたときなど一息つくのにおすすめの公園です。
木々に囲まれた中でリラックスして過ごせる都会のオアシス、美竹公園の楽しみ方についてご紹介します!
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美竹公園の基本情報
美竹公園とは
美竹公園は、渋谷駅から徒歩6分、明治通りから一本裏に入った場所にあり、アクセスも便利な公園です。大きな公園ではありませんが、園内には子供達が喜ぶ遊具や、渋谷区の区役所の仮庁舎があります。
都会の真ん中とは思えない自然に囲まれた美竹公園は、渋谷での人混みや観光、ショッピングに疲れたときに一息つくのにぴったりな公園です。近くには宮下公園もあり、徒歩1分程の距離でアクセスできるので美竹公園と合わせて訪れるのもおすすめです。
なお、公園には喫煙所もあるので、喫煙者の方にも居心地の良い一服スポットとなっています。
美竹公園のアクセス・駐車場
- 住所:東京都渋谷区渋谷1-18-19
- アクセス:渋谷駅から徒歩6分
- 駐車場:公園には駐車場はありません。周辺の有料駐車場をご利用ください。
- 営業時間:8:30~22:30
明治神宮前駅から徒歩10分
原宿駅より徒歩16分
ジョーダンコート
美竹公園には、かつてバスケットゴールが2基設置されたバスケットコートがあり、このコートの名前は「ジョーダンコート」と命名されていました。その名の通り、このバスケットコートは、バスケの神様として知られる「マイケル・ジョーダン」が寄贈したバスケットコートなのです。
2004年5月23日に美竹公園にてコートの寄贈式が行われ、当日にはマイケル・ジョーダンご本人が参加し、渋谷区長waveや渋谷区に住む小・中学生とともにコートの誕生をお祝いしました。バスケの神様「マイケル・ジョーダン」を拝もうとたくさんの人が集まり、当時は大変話題を集めました。「ジョーダンコート」は毎日無料で一般にも開放され、様々なイベントも開催されていたそうです。
コートの入り口脇は、「マイケル・ジョーダン」からのメッセージと手形がありました。
2015年に再開発のため取り壊されてしまった「ジョーダンコート」ですが、かつては平日でもストリートバスケットを楽しみに学生が集まる渋谷の名所でした。
美竹公園の見どころ
美竹公園は、子供達が遊べる球体型の遊具や、小さいながらも一息つける休憩所があったり、毎週土曜日には野宿者支援の共同炊事(炊き出し)が行われていたりと、様々な楽しみ方があります。そんな美竹公園の見どころについてご紹介します。
球体型遊具
渋谷で生まれ育った人や、渋谷にゆかりのある人たちにとって、この公園を象徴するものは何かと聞けば、この「球体型遊具」でしょう。
再開発に向けて、美竹公園は大幅に縮小されてしまいましたが、今もこの球体型遊具は残されています。この球体型の遊具は、一見なにかのオブジェのようですが、実は球体の中が滑り台のようになっています。
美竹公園のシンボルと言っても良い、一見アートな「球体型遊具」は、昔も今も、子供たちに愛される存在です。
共同炊事
美竹公園では、毎週土曜日の16時から、野宿者支援の共同炊事(炊き出し)が行われています。実施しているのは、「のじれん」という渋谷区で野宿者を支援している団体です。
メニューは、その日に揃った食材や調味料をふまえて考えられ、「どんぶりもの」と、可能であれば一品料理を作ります。活動に賛同している八百屋や農園から食材を分けていただいているそうです。多いときは200人以上が集まり、一緒にごはんを作って食べるそうです!
なかなか普段経験できない体験をすることで、自分の世界を広げることができるイベントです。当日直接参加もできるので、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
渋谷区役所仮庁舎
美竹公園につくられた「渋谷区役所仮庁舎」は、2019年1月15日より新しい庁舎にて業務を開始しており、2019年4月現在、この庁舎は使われていないそうです。
美竹公園まとめ
渋谷区民に愛されてきた美竹公園についていくつかご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
美竹公園には、かつて「ジョーダンコート」と呼ばれるバスケットコートがあり、若者や子供達の集まるスポットでした。渋谷の再開発によりだいぶ公園の規模が縮小されてしまいましたが、昔から愛される「球体の遊具」は残され、休憩できるベンチやトイレ、喫煙所が設置され、大人の一息つける休憩スポットとなっています。
また、毎週土曜の共同炊事も、ほかの公園ではなかなかないイベントです。興味のある方はぜひ美竹公園へお出かけください。