全国最大級のビッグターミナル新宿駅から徒歩数分の場所に位置する新宿の総鎮守「花園神社」をご存知ですか?
レトロな飲み屋街・新宿ゴールデン街の裏手に鎮座する花園神社は「花園神社」「大鳥神社」「雷電神社」3柱の神が祀られている神社です。芸能人の信仰が厚い神社としても知られています。
芸能人と関わりが深い花園神社ですが、どのようなご利益があるのでしょうか。本記事では、花園神社の基本情報をはじめ、アクセス方法や楽しみ方などをご紹介しますので、一緒に見ていきましょう。
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花園神社の基本情報
花園神社の本殿には、「倉稲魂神(うたのみたまのかみ)」「日本武尊(やまとたけるのみこと)」「受持神(うけもちのかみ)」が祀られています。商売繁盛の神、戦勝の神、食物の神として祀られているのです。
徳川家康が幕府を開くよりも前に新宿の総鎮守として重要な位置を占めてきた花園神社は、長い歴史のある神社で、新宿のパワースポットとしても有名です。
花園神社とは
花園神社は、江戸時代、甲州街道沿いに設けられた宿場「内藤新宿」開設以来、街の守り神として祀られてきました。現代では休憩や待ち合わせ場所として親しまれ、朱塗りの鮮やかな社殿には多くの参拝客が訪れます。大きな神社ではありませんので、混雑時は人の多さに窮屈さを感じるかもしれません。
境内には、「腹の立つことなども当神社にお納めください」と書かれた「納大明神(おさめだいみょうじん)」や女性参拝者に人気の夫婦和合パワースポット「威徳稲荷神社(いとくいなりじんじゃ)」、芸能人との関わりが深い「芸能浅間神社(げいのうあさまじんじゃ)」が鎮座します。
花園神社の隅にある芸能浅間神社には、多くの芸能人の奉納板が周囲を囲むように並びます。朱色で書かれた名前には有名人の名前がズラリ。奉納板に書かれている有名人の名前が気になる方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
花園神社では、境内で行われる神事や祭りなど数々の行事を楽しむこともできます。中でも有名なのが11月に開催される大酉祭です。祭りの詳細については後述しますので、はじめに花園神社のアクセス方法と駐車場の情報を確認しておきましょう。
花園神社のアクセス・駐車場
花園神社へ電車を利用して出かける場合は、東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線「新宿三丁目」駅 E2出口から徒歩すぐ、JR・小田急線・京王線「新宿」駅東口から徒歩7分となります。
バスを利用する場合は、都営バス「品97系統・新宿西口行き」に乗車し、「新宿三丁目」下車徒歩3分です。都営バス「早77系統・早稲田行き」乗車の場合は、「新宿伊勢丹前」下車徒歩3分となります。
住所: 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-17-3
電話番号:03-3209-5265
ホームページ:http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/cms/webdir/index.html
車を利用する場合は、最寄りの駐車場を利用するようにしましょう。本記事では、花園神社までの「距離が近い」順に駐車場をご紹介しますので、参考にしてみてください。
駐車料金は変動している可能性があります。ご利用の際は必ず現地の料金表記を確認するようにしましょう。
住所:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目1
営業時間:24時間営業
定休日:無休
時間料金:8:00~18:00/20分毎に200円、18:00~8:00/25分毎に200円
設置場所:平地
全収容台数:8台
住所:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1丁目1-1
電話番号:0120-892-816
営業時間:24時間営業
定休日:無休
時間料金:0:00~24:00/20分毎に200円
設置場所:平地
全収容台数:6台
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目17-1
営業時間:24時間営業
定休日:無休
最大料金:20:00~8:00/ 2,400円
時間料金:0:00~24:00/30分毎に500円
設置場所:平地
全収容台数:4台
花園神社の受付時間
続いて花園神社の御祈祷・授与品の受付時間をご紹介します。個人の祈祷を希望する場合は、事前の電話連絡が必要です。初穂料はお気持ち5,000円からとなっています。外祭・団体・法人御祈願の場合は、予約制で初穂料は当日の参列者数によって変わります。
「受付時間」
社務所:午前8:00~午後8:00
ご祈祷:午前9:30~午後4:30
「外祭、団体のご祈祷予約」
電話番号:03-3209-5265
FAX番号:03-3209-5645
花園神社のご利益
花園神社には「威徳稲荷神社」と「芸能浅間神社」が境内に鎮座していますので、それぞれの神社でご利益が異なります。
花園神社のご利益
- 花園神社:商売繁盛
- 威徳稲荷神社:夫婦和合・子授け
- 芸能浅間神社:芸能上達
花園神社の御朱印
花園神社参拝後、「御朱印をいただきたい」とお考えの方は、社務所を訪れてみましょう。多くの神社では、午後4時頃には閉まってしまいますが、花園神社は遅くまで受け付けしています。
休みを利用して遠方から訪れる場合は、気になる御朱印の受付時間や初穂料の情報を事前に入手しておきたいですよね。御朱印に関する情報は、下記を参考にしてみてください。
御朱印の受付時間・初穂料「花園神社」
- 受付時間:午前9時から午後8時まで
- 初穂料:300円
- 御朱印帳:1,300円
花園神社の楽しみ方
花園神社ではどのような行事が行われているのでしょうか。おみくじや絵馬の情報と合わせて見ていきましょう。
酉の市「大酉祭」
11月の酉の日に行われる有名な「酉の市(大酉祭)」は、明治時代から続くお祭りです。その昔、日本古代史上の伝説的英雄であるヤマトタケル(日本武尊・大鳥神社の祭神)が東征の戦勝祈願をし、帰還の際にお札参りをしたことから命日である11月の酉の日に「酉の市」が行われるようになったといわれています。
酉の市は年末の風物詩として親しまれ、毎年数十万人の人が訪れます。露店商の威勢のいい声が飛び交う酉の市は、「商売繁盛」などの縁起熊手が売られ、大変な賑わいをみせます。
花園神社名物「見世物小屋」
酉の市は、花園神社名物「見世物小屋」を楽しめる機会でもあります。見世物小屋を訪れることが目的で酉の市に出かけるという人もいるほどの人気ぶりです。
会場内は照明や仕掛けで特別な演出がされています。携帯電話の通話や撮影禁止などいくつかの注意事項がありますので、ルールを守って楽しみましょう。
夕方から深夜まで開催される見世物小屋は、下記入場料金がかかります。花園神社の名物となっていますので、酉の市にお出かけの際に足を運んでみてはいかがでしょうか。
入場料金「見世物小屋」
- 大人:800円
- 小人:500円
- 幼児:300円
おみくじ・絵馬・お守り
花園神社で授与されているおみくじには、花の模様が描かれた可愛い包みくじやダルマみくじ、きつねみくじなどがあり、願い事を書いてお社に奉納する絵馬には、お稲荷さん・干支などが描かれた絵馬があります。
お守りには、家内円満と子宝に恵まれることを祈願した威徳稲荷神社のお守り「夫婦和合守」や芸事の成功を祈願した芸能浅間神社のお守り「芸道成就守」、良縁に恵まれることを祈願した「縁結び守」、仕事・金銭・対人関係等の物事に万事融通が利くよう祈願した「融通守」など、20種類以上のお守りがあります。授与所で選ぶ際に迷ってしまいそうですね。
青空骨董市
花園神社の境内では、毎週日曜日早朝に青空骨董市が開催されています。午前6時半頃から午後3時頃までの間では、約10店のお店が出店しています。散策の機会に訪れてみてはいかがでしょうか。入場料は無料です。
開催時間:日の出から日没(午前6時半頃から午後3時頃の業者が多い)
会場:花園神社 境内
アクセス:JR「新宿」駅から徒歩7分、東京メトロ丸の内線・都営新宿線「新宿三丁目」駅から徒歩3分
雨天:中止
花園神社まとめ
今回は、新宿区にある花園神社の楽しみ方やアクセス方法などをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。
新宿のパワースポットとして知られる花園神社は、ご利益がある神社としても有名ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。