緑の芝生に囲まれた都会のオアシス「青山公園」は、1200万人の都民の憩いの場であり、日々、近隣住人や学生、ビジネスマンなど多くの人の心を癒してくれています。
都内の貴重な緑ある場所として、テレビCMやドラマの1シーンなどにも当然良く使われていますから、訪れた方は「どこかで見た風景だな・・。」と感じる場所がいくつかあるかも知れませんね。
それでは早速、都立「青山公園」の魅力をご紹介して行きたいと思います。
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都会のオアシス「青山公園」の魅力と基本情報
大都会の真ん中に浮かぶ、まるで緑の船のようなオアシス「青山公園」は、自然に囲まれた人々の癒しの広場です。
場所は、六本木と赤坂の間に位置し、旧陸軍の射撃場跡地、引揚者住宅の跡地を整備した公園で、1970(昭和45)年に開園されました。
また、敷地面積は約4ヘクタールあり、広々としたその敷地内には、遊歩道やジョギングコース、子供たちが駆け回って遊べる広場やスポーツグラウンドなどがあります。
毎年春には桜の花が咲き乱れ、この都会のオアシスは、都内きっての桜の名所となります。そして緑豊かな新緑のシーズンには、森林浴をしながら、都会の爽やかな風を感じる事ができます。
この「青山公園」は、赤坂側の北地区、六本木側の南地区の二つに分かれており、北地区の子供広場では、 主に地元の子供達の遊び場となり、毎日賑わいを見せています。
南地区は、補助6号線と環状3号線に挟まれた形で在しており、スポーツグラウンドや多目的グラウンド、イベント会場に使用されるスペースなどがあります。季節ごとに開催されるイベントは、3公園を結んだウォーキングイベントや、2011年より毎年恒例となっている、秋のドイツフェスティバルなどが有名です。
また、周辺には公営の霊園である青山公園、神宮外苑、国立美術館、六本木ヒルズなどの名所や見所があり、訪れて見る価値もとても高い場所です。
開園日: 常時開園
※サービスセンター及び各施設は年末年始は休業となります。
住所:〒151-0052東京都港区六本木7、南青山1
お問い合わせ: 03-3470-3223
最寄駅:乃木坂駅 / 六本木駅 / 青山一丁目駅
駐車場:なし
「青山公園」の歴史
「青山公園」の南地区は、1958年に兵舎敷地の西側の旧裏門・射撃場跡を都が公園として整備しはじめたことが始まりです。
1984年から、南地区の一部の敷地は赤坂プレスセンター(在日米軍基地)のヘリポートとなっていましたが、国立新美術館と環状三号線に挟まれた敷地部分は返還予定となっており、青山公園の一部として追加整備される予定です。
一方北地区は、引揚者住宅の跡地を整備した公園で、そのため、宅地を取り囲む複雑な形状をしています。
「青山公園」の広さ
青山公園の敷地面積は、38,465.49平方メートルあります。
この広大な敷地内は、イベント広場、スポーツグラウンド、多目的グラウンド、散歩コースなど様々なゾーンに分かれています。
「青山公園」のアクセス方法
南地区へは、東京メトロ乃木坂駅、青山一丁目駅、六本木駅からそれぞれ徒歩5分。北地区へは、東京メトロ都営地下鉄青山一丁目駅から徒歩5分です。
マイカーでお越しの際は、上記住所の都319号環状3号線沿いを目指してお越しください。
駐車場はありませんので、お車でお越しの方は最寄施設の駐車場をご利用ください。
「青山公園」は野球やサッカーができる
南地区の公園の真ん中には、広々とした多目的グランドがあります。
ここでは、近郊の家族連れや、休憩時間のサラリーマンがキャッチボールをしたり、休日には野球やサッカーなどのチームが集い、日々の練習に汗を流しています。
「青山公園」は春はお花見スポットになる
春になると、「青山公園」の花壇や散歩コースには、色とりどりの花々が咲き乱れます。
地元のボランティアの方が手を掛けて育てている花壇の花々には温かみがあり、通り過ぎる人々の心を和ませています。
また、隣接する青山霊園と共に、都内屈指の桜の名所として知られており、お花見の時季には花見客でいっそう賑わいを見せます。
「青山公園」は犬の散歩コースにもおすすめ
「青山公園」は、犬の散歩にもおすすめのスポットです。
残念ながら、ドッグランなどは併設されていませんが、遊歩道や広場の芝生は、わんちゃん達にも嬉しく、都会では貴重な散歩コースになる事でしょう。飼い主同士が顔馴染みになったりと、交流も深まりそうですね。
ぺットと園内に来られる方は、リードを忘れない、フンは持ち帰るなどの最低限のマナーとルールを守り、気持ち良く利用しましょう。
「青山公園」南地区の見どころ、遊びスポット
南地区は、青山霊園隣り、新国立美術館や六本木ヒルズ側に位置しており、イベント広場や多目的広場では、様々なイベントやスポーツが開催されています。
イベントとしては、3公園をまたぐウォーキングイベントや、2011年より始まった日本・ドイツの交流150年を記念した、秋のドイツフェスティバルが開催されています。
また、霊園と通りを挟んだ南北の園路は桜並木となっており、都内屈指の桜の名所となっています。
南地区の敷地は、旧陸軍兵舎の射撃場跡地を公園として整備したものです。道路沿いの西側には、在日米軍基地のヘリポートが隣接しているため、別名ヘリポート公園とも呼ばれ、広場全体も北地区のその雰囲気とはまた一味違った表情をしています。
「青山公園」北地区の見どころ、遊びスポット
宅地を取り囲むように広がる北地区は、南青山に位置しています。北地区は、地域住民の利用が主となっており、朝夕のペット連れの散歩者や、ジョギングをする人々の姿が見られます。
ボランティアの方々が手を掛けて整備した花壇には、色とりどりの花々が咲き乱れ、季節ごとに通りゆく人々の目を楽しませてくれます。
また、桜の咲く季節には、花見スポットとして賑わいをみせ、都内外、国内外から多くの人が心癒されにやって来ます。
都会の真ん中とは思えないほどの広大な芝生の広場は、子供たちがのびのびと走り回るのに有り余るほどの広さで、♪この〜木何の木気になる木〜♪のあの有名な木も、ここにありますよ。
そんな都会の中の緑の絨毯に、休日にはレジャーマットを広げ、お弁当を食べながら長時間過ごす家族連れも多く見られます。
隣接する港区青葉公園には子供たちに嬉しい遊具もあり、両公園を行き来する姿が見られます。
まとめ
さて今回は、都会のオアシス「青山公園」をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
今や都会の遊び場宿泊地や食事処、都会の若者のデートスポットなどには事欠かない時代ではありますが、そんな中、都会にひっそりと佇む「青山公園」は、都内の人々にとってとても貴重な憩いのスペースであり、これからも日々の貴重な癒しの地であり続ける事でしょう。
地元近隣の人達のみだけでなく、他方面から来られる方々も是非、大都会に佇む癒しの緑のオアシスへ、足を運んでみて下さいね。