深川めしは江戸時代から続く深川エリアの郷土料理で、あさりなどの貝類を使った炊き込み・ぶっかけご飯です。元々は江戸時代に深川の漁師の方々良くとれる貝類を使って船上で食べていたご飯が由来です。深川エリアの門前仲町ではCMやメディア取材にもよく登場する「深川めし」の有名店がありますので、是非本場の深川めしをご堪能ください。
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深川の郷土料理「深川めし」とは?
門前仲町などの深川エリアの郷土料理として有名な「深川めし」。あさりやハマグリなどの貝類とネギなどの野菜を一緒にした炊き込みご飯やぶっかけご飯のことを指す料理で、自宅でも手軽に作ることができさっぱりとした味が美味しいため、深川エリアだけでなく全国的に人気の料理となっています。
江戸時代はまだ深川エリアは海に近い場所となっており、アオヤギが大量に取ることができたため、深川エリアの漁師が船上でご飯に出汁ごとかけて食べられるご飯でした。明治や大正時代頃からはアオヤギだけでなくアサリなども使われる様になり、現在の「深川めし」の様な形になりました。
深川めしの種類
深川めしには「炊き込み」タイプのものと煮汁などをご飯にかける「ぶっかけ」タイプのものがあります。最近は炊き込みタイプの深川めしが多くなってきており、駅弁などにも炊き込みタイプの深川飯が提供されています。
門前仲町で深川めしを食べられるお店
深川の街、門前仲町では炊き込みタイプの深川めしと、ぶっかけタイプの深川めし、どちらも楽しむことができます。地元で本場の深川めしを堪能しましょう。
石原さとみさんのCMにも出た「深川宿 富岡八幡宮店」
東京メトロのCMで石原さとみさんが深川めしを食べているシーンがありますが、その撮影場所となっているのが「深川宿」です。富岡八幡宮の境内にあり、土日祝日になると行列ができるほどの人気店です。
ぶっかけタイプの深川めし(1,950円)が人気料理で、プリプリの大きなアサリと絶妙な出汁が絶品です。アサリは、江戸前や伊勢湾などの産地から直送されたものを使用しているため、とにかく新鮮で思わず笑みがこぼれてしまいます。炊き込みタイプのご飯は「浜松風」として提供されておりますので、炊き込みゴハンを食べたい方はこちらを注文すると良いでしょう。また、土日では炊き込みタイプの「深川めし弁当」を店頭販売しておりますので、お弁当を買って深川公園などでのんびりと食べても良いかもしれません。
また、ご飯以外にも新鮮なアサリを使った「焼きアサリの串焼き(600円)」も絶品。お土産も買って帰ることができますので、深川宿の深川めしが気に入ったら家でも楽しめる様にお土産を買っていきましょう。ディナーの時間帯には絶品アサリの一品料理や会席コースも注文することができますので、ディナーでの利用にもオススメです。
場所は少し迷う可能性もありますが、富岡八幡宮境内の伊能忠敬像近くにありますので、目印にして行くと良いでしょう。付近には黄金神輿で有名な富岡八幡宮の大神輿や、力士の手形足形が刻まれた碑などもありますので、深川めしを堪能したあとは富岡八幡宮観光もオススメです。
住所 :〒135-0047 東京都江東区富岡1丁目23−11 富岡八幡宮
電話番号:03-5646-8678
営業時間:
(平日)11時30分~15時00分、17時00分~21時00分
(土日)11時30分~17時00分
定休日 :月曜日
深川あさり蒸籠めしで有名な「門前茶屋」
テレビで「深川あさり蒸籠めし」が取り上げられることの多い有名店が「門前茶屋」です。絶品の炊き込みタイプのオリジナル深川めしを堪能することができ、ランチの時間帯も980円と比較的お手頃な価格で注文することができます。
プリプリのアサリと刻み揚げを具材に蒸籠で炊き上げられ、上に青海苔が振りかけれられており、あさりの出汁がご飯にも刻み上げにもよく染み込んでおり味は絶品です。深川あさり蒸籠飯以外にも人気の「江戸前アナゴ蒸籠飯」や「北海腹子蒸籠飯」などがランチの時間帯に提供されていますので、毎日通っても飽きることがありません。
店舗は永代通りに面しており、和風の雰囲気のあるお店となっておりますのですぐに見つけることができます。東西線から行く場合は2番出口1分ほどの場所なので電車でのアクセスも良好です。
住所 :〒135-0047 東京都江東区富岡1丁目5−1 クレール門前仲町 1F
電話番号:03-3641-0660
営業時間:(ランチ)11時30分~14時00分 (ディナー)17時00分~23時00分
定休日 :特になし
門前仲町で本場の「深川めし」を堪能しよう
深川めしは全国的に有名な深川の郷土料理で、作り方が簡単であるためご家庭でも食べることのできる料理です。しかしやはり本場深川エリアで販売されている深川めしはどれも絶品。門前仲町にこられた際にはプリップリのアサリを使った絶品深川めしを是非ご堪能ください。