再開発事業としても有名な、大規模商業施設六本木ヒルズ。計画の一環でできたのが「さくら坂公園」です。ロボットキャラクターがシンボルなので、「ロボロボ公園」や「ロボット公園」などと呼ばれ子どもたちに親しまれています。
公園そのものはとても狭いのですが、魅力は満載です。さっそく見どころを紹介していきましょう。
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「さくらざか公園(ロボロボ公園)」とは?
六本木ヒルズの南端、さくら坂を隔てた反対側にあるのが「さくら坂公園」。韓国で最も注目されているアーティストの一人、チェ・ジョンファ氏デザインの公園です。
ロボットと滑り台でいっぱいのこちらの公園、「ロボロボ公園」の愛称で呼ばれています。カラフルなおもちゃの世界観は、大人もワクワクする空間を作り上げています。人工的なものと自然が共存するデザインも魅力的です。
カラフルな10種類の滑り台
子どもたちが大好きな遊具の一つである滑り台。その滑り台が一直線にびっしりと9本並んでいます。螺旋のすべり台1つに基本直線の滑り台が8本、それにローラー滑り台を入れて、計10台の滑り台が「さくら坂公園」にはあるのです。これはもう滑り台専門公園といった感じです。
赤、青、黄色、緑にピンクと色鮮やかなカラーリングが施された、プラスチックの滑り台は見ているだけでもテンションが上がります。カラフルな色彩と色々な形や大きさは見ているだけでも、ワクワクが止まりません。
また高さが大小様々になっているのも特徴で、小さなお子さんから小学生くらいまで楽しめるようになっています。大人気の遊具なのでいつも人が多いですが、滑り台の数も多いので、子どもたちはあまり待つことなく、思い思いの滑り台を滑ることができるようです。
一番人気ローラー滑り台
中でも一番人気なのは、長いローラー滑り台です。休日ともなるといつも長い行列ができます。ローラー滑り台を滑るためには、ちょっと急な坂道を上らなくてはいけないので、子どもたちにとってはいい運動になります。
また滑り台の先は道路に面しているのですが、しっかりと柵が設けてあるので飛び出すといった心配はありません。滑り台の入り口も小さな子どもが自分で登れる高さですし、子どもが滑るすぐ横で、付き添うことができるので、安心して遊ばせることができます。
このローラー滑り台の付近は、たくさんの木があり、日中でも日差しを遮ってくれて、過ごしやすい日陰を作っています。夏場でも、直射日光に当たらないので、子どもの脱水や熱中症、日焼けなどの心配もありません。
滑る時にガラガラと音がするので子どもは楽しそうですが、ご近所の方には騒音となりますので、ルールを守って遊ぶようにしましょう。ちなみにこちらのローラー滑り台は、午夜8時から朝8時までは利用禁止となっています。
六本木という場所柄なのか、遊んでいる子どもは多国籍ですので、いつもとはちがう友達との交流も子どもたちにとっては楽しいところです。
44体のロボットが連なったトーテムポール
さくら坂公園のシンボルと言えば、44体のロボットを連ねたロボットのトーテムポールです。
ブリキのおもちゃをイメージさせるロボットを積み重ねた塔は、大人もわくわくしてほしいというメッセージがこめられているそう。
童心に戻って、子どもと思いっきり遊んでみるのもいいかもしれません。
乗り物遊具型ロボット
公園によくあるバネ付の乗り物遊具。普通は、飛行機などの乗り物か、動物のパターンが多いですが、「さくら坂公園」ではもちろんロボット型です。
スプリング遊具は、5台あります。こちらの遊具もカラフルなので子どものテンションが上がること間違いなしです。
座る部分が広くなっているので、乗せたときに安定感があり小さなお子さんでも楽しめそうです。このスプリング遊具の近くには腰かけがいくつかあるので、一休みしながら子どもを見守ることもできて、大人もほっと一息つけますよ。
転んでも痛くない床が安心
柔らかい地面もおすすめポイントのひとつで、小さなお子さんでも安心して遊べます。滑り台の下に敷かれているのは、バルクチップ(木片)で、その他の場所も弾力ある素材が敷かれているので転んでも痛くありません。
春には満開の桜が楽しめる
六本木ヒルズの高級ブティックが並ぶ「けやき坂」と並行している裏通りが「さくら坂」です。街路樹として植えらた桜が、「さくら坂」の名前の由来となりました。
「さくら坂公園」はこのさくら坂の途中にあるので、お花見スポットとして人気があります。このさくら坂、人通りも車の通りも少ない穴場の道なので、ウォーキングしながら桜を楽しむことのできますよ。
3月下旬から4月上旬にかけては、毛利庭園とともに桜のライトアップが楽しめます。
遊び疲れたら六本木ヒルズ「おやこ休憩室FamilyRoom」へ行こう
外遊びに疲れたときには、六本木ヒルズ内、ヒルサイド地下2階にある親子休憩室がおすすめです。
対象は保護者付添で、未就学児以下。ボーネルンドのキッチンルームやルーピングも置いてあり、子どもが遊んでいる間しばしの休憩もできますよ。
ベビーエリアという2歳まで限定のスペースもあります。こちらはロックできる柵で囲われているので安心です。
こちらのコーナーでは乳幼児のためのおむつ替えや授乳スペース、また電子レンジやお湯の用意のあるので、離乳食やミルク作りもできます。利用時間は10時~21時となっています。
公園内にトイレはないので注意
さくら坂公園の中にはトイレがありません。陸橋を渡ってレジデンスまで行かなくてはいけないので要注意です。
遊びに夢中の子どもは、急にトイレと言い出しかねないので、タイミングを見計らってトイレに連れて行ったほうが良いかもしれません。
「さくらざか公園」のアクセス・駐車場
名称 | さくら坂公園 (ロボロボ公園) |
かな | さくらざかこうえん (ろぼろぼこうえん) |
住所 | 東京都港区六本木6丁目16番46号 |
電話番号 | 【港区協働推進課土木係】 03-5114-8803 ※この電話番号は、港区協働推進課土木係の番号です。 |
料金 | 無料 |
オフィシャルサイト | さくら坂公園オフィシャルサイト |
近くの駅 | 麻布十番駅、六本木駅 |
駐車場詳細 | 近隣の駐車場へお願いします。 |
「さくらざか公園」まとめ
大人の街“東京・六本木”といった感がありますが、六本木ヒルズの裏にこんな子どもが楽しめる公園があるのです。色とりどりの滑り台や、公園のあちこちに置かれたロボットたちは、子どもたちを夢中にさせること間違いなしです。六本木に親子で出かけた際には是非行ってみてください。周辺には子連れOKのカフェもありますので、子どもたちが公園を満喫した後は、今度はママたちがゆっくりお茶を楽しむ、なんていうのもいいですね。