六本木の芸術発信地「ストライプハウスギャラリー」の魅力と楽しみ方

芸術発信地である六本木の街中に、ひときわ目をひく独特な外観の「ストライプハウスギャラリー」があります。アートな美術の展示会だけではなく、演奏や落語のライブイベントなどもありさまざまな楽しみ方があるストライプハウスギャラリー。訪れる期間によってイベントも異なるため、その楽しみ方や見どころを詳しく見ていきましょう！

 

「六本木ストライプハウスギャラリー」の魅力と基本情報

六本木ストライプギャラリーにはどのような建物であり魅力があるのでしょうか？その成り立ちや魅力、アクセスや営業時間などの詳細を見ていきましょう。

「六本木ストライプハウスギャラリー」歴史

現ギャラリーの前身は、1981年に写真家の塚原琢哉が建てた「ストライプハウス美術館」です。英語表記は”STRIPED HOUSE GALLEY”です。当時は全てが美術館として設立されていましたが、2000年に閉鎖になってしまいました。

2001年12月に再び設立されましたが、建物内が全て美術館という位置づけではなくギャラリー展示は縮小され3階のみとなっています。また、レンタル併用を開始しています。半地下・地下1階は、多目的レンタルスペースとなっており、美術展示、貸ギャラリーや貸スタジオとして多様な活動に利用が可能となっています。

多目的レンタルスペースのギャラリーでは、その時期によって異なる特別展示の美術作品の展覧会を開いたり、その時でしか見られない現代美術展示も目白押しです。その他、1人芝居などのミニライブ、楽器の演奏会、朗読会や落語会などを開催しており、さまざまな活動に利用され機能的なストライプハウスギャラリーと言えるでしょう。

「六本木ストライプハウスギャラリー」のアクセス情報、外観

六本木ストライプハウスギャラリーは、六本木の芋洗坂近くの坂下にあります。美術館という名称でイメージとしては大きめな建物を想像しがちですが、ビルやマンションに溶け込んでしまうほどの小さな建物で気付きにくいです。

外観はその名の通りストライプで、ブラウンとベージュの横のしましまが特徴的でとてもおしゃれです。建物が小さくても珍しい模様の建物であることから、特徴を知っておくとアクセスしやすいですよ。

「六本木ストライプハウスギャラリー」の営業時間

美術館は休日や週末に多くの人が来館するイメージがありますが、この建物では休館日は日曜日と祝日になるので、注意が必要です。

朝早くからは開館していないため、ギャラリーを見る前に徒歩圏内で近くの六本木ヒルズやスヌーピーミュージアムなど別のスポットを観光して、別のスポットを観光した後にストライプハウスギャラリーを訪れて鑑賞するようなタイムスケジュールが良いかもしれませんね！

「六本木ストライプハウスギャラリー」の広さ、利用料金

六本木ストライプハウスギャラリーは、建物のこじんまりとした外観で広さは標準的な一軒家より少し大きめな広さで、大規模な美術展示をしているよりも数を極めた個展などを開いています。利用料金は、フロアごとに金額が異なります。

レンタルフロアのM・Bフロアの広さ
B Floor(地下1階)…109.84㎡/33.2266坪
M Floor(メインフロア1階)…94.755㎡/28.633坪

 

1週間利用料金…1日8ｈ/PM9:00終了(時間外相談可)
B Floor(地下1階)…270,000円(税別)/weeks
M Floor(メインフロア1階)…210,000円(税別)/weeks

豊富な種類の「六本木ストライプハウスギャラリー」の用途

六本木ストライプハウスギャラリーはレンタルができ、さまざまな展示会や目的別の活動に使うことができます。

展覧会

六本木ストライプハウスギャラリーは美術館としての成り立ちから、美術関係の展覧会をよく行っています。現代美術の話題の個展を開いていたり、個性的なアートを展示したりしています。一味違ったアートで心豊かに芸術性溢れる感動を味わいたい人には、六本木ストライプハウスギャラリーの展覧会を鑑賞するのがおすすめですよ。

3階のギャラリーでは、国内外さまざまな現代作家の作品展示が行われているため、そのジャンルも多岐にわたっています。1ヵ月ごとに入れ替わるため、訪れるたびに新しい楽しみ方ができるでしょう。

写真展

六本木ストライプハウスギャラリーでは、写真展もよく展示されています。館内の建物のアートなカーブラインの壁に沿って、まるでインテリアのようにランダムに並べられて鑑賞できる写真展は、美しく芸術的な写真をよりアーティスティックに魅せてくれます。

大規模な美術館では見られないような個人的な個展を開いているため、レアな写真展を見たい人にはおすすめですよ。

ミニライブ

多目的レンタルスペースでは、小規模なミニライブもよく行われています。楽器の演奏会などは小さな部屋で音響もよく響くため、心と体にダイレクトに響いて親近感を持って音楽を聴くことができるでしょう。

大規模なホールでは観客とも距離が遠いですが、小規模なライブ会場では観客と一体感を持ってみんなでライブ演奏会を楽しむメリットもあります。こじんまりとした演奏会には六本木ストライプハウスギャラリーがぴったりでしょう。

落語会・朗読会

六本木ストライプハウスギャラリーではミニライブや展示会などの他、珍しい落語会や朗読会もよく行われています。落語会では、客席が近いため近くでそのエネルギッシュなトークを味わうことができて迫力があり楽しめますよ。

朗読会は、臨場感があって読み手の表情や声色が分かりやすく、同じ気持ちになって感動することができるでしょう。

まとめ

六本木ストライプハウスギャラリーは、美術展示を見るだけではなく多目的スペースでのさまざまな写真展やミニライブなどが行われていて、1つのジャンルに捉われない楽しみ方があります。

見に行く側としてもさまざまな楽しみ方がありますが、レンタルできるため個人的に個展を開こうと思えば、開催する側にもなれるという実用的な施設であることも嬉しいですよね。東京観光の穴場のスポットとして、六本木に行った時にはぜひ立ち寄って芸術にふれてみると良いでしょう！