東京都心の景色を一望できる展望台「テレコムセンター展望台」を知っていますか?お台場エリアに凱旋門のような形で存在感をはなつビルです。
お台場からは少し距離があるため、人の混雑も少なめです。東京観光に来た際はもちろん、大人のデートスポットとしてもとてもおすすめなのです。今回はその「テレコムセンター展望台」の魅力をたっぷりとご紹介いたします!
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テレコムセンター展望台の基本情報
臨海副都心にそびえ立つ、フランスのパリにある凱旋門を思わせるかのような外観をしたビルです。その21階にある展望台からは、東京を代表する観光スポットが一望できるという魅力的なスポットなのです。
地上からの高さは約99mあり、270度の視界を見渡すことができます。昼間も景色を堪能することができますが、メインは夜景となっており、どの方角も素晴らしい景色を楽しむことが出来るようになっています。
テレコムセンター展望台とは
1996年に開館した展望台で、知る人ぞ知る穴場スポットです。「テレコムセンター展望台」は、都心の夜景を見渡せるスポットとして「日本夜景遺産」にも選ばれています。お台場から少し距離があるからか、人の入りが少ないことも特徴的です。
展望台内は広々としており、展望台の隣には、レストランバー「PRECIOUS TOKYO BAY(プレシャス・トウキョウベイ)」があります。こちらでは、美味しいフレンチやお酒と一緒に夜景を楽しむことができます。窓際に沿って置かれたプレミアムシートは、大人二人が一緒に座れるソファーになっており、ゆったりと景色と食事を堪能できます。
綺麗な夜景を見ながら、雰囲気が抜群の場所で食事をする、カップルやご夫婦で過ごす時間にとてもおすすめできる空間なのです。誕生日や記念日に利用するのもきっと喜ばれること間違いなしですよ。
テレコムセンター展望台へのアクセス・駐車場・最寄り駅
電車の場合
【ゆりかもめ利用】
「テレコムセンター駅」直結
【りんかい線利用】
「東京テレポート駅」から無料循環バス利用で3分です。
無料循環バスの時刻表はこちら
車の場合
都心方面から→ 首都高速11号線の「台場出口」より約3分
横浜方面から→ 首都高速湾岸線の「臨海副都心出口」より約2分
千葉方面から→ 首都高速湾岸線の「有明出口」より約3分
駐車場
テレコムセンタービル駐車場B1〜B3が利用できます。
駐車台数は444台可能。
駐車場に関するお問い合わせはこちら タイムズ24:0120-39-8924
お台場のショッピングビルなどがある地帯からは、やや離れた場所にありますがゆりかもめの駅からは直結していますし、駐車場も完備していますのでアクセスは良いでしょう。
テレコムセンター展望台の営業時間・休館日
- 営業時間
月〜金 15:00〜21:00
土日祝日 11:00〜21:00
※夏休み期間 7/20〜8/31は11:00〜21:00
最終入場は20:30です。
- 休館日
年中無休
ただし、ビルの休館日と年末年始を除きます。
館内の貸し切りなども稀にあるので、公式ホームページを確認しておくか、テレコムセンター展望台へ問い合わせをしておくと良いでしょう。
元旦の初日の出の時間帯のみ営業有りです。後述しています。
テレコムセンター展望台の料金・クーポン・チケット購入方法
テレコムセンター展望台のチケットは20階で購入し、21階の展望台に上がることになります。
- 料金
大人:¥500 子供:¥300
団体(15名以上)で各¥100割引
クーポンは「ジョルダンクーポン」というサイトで、通常料金より¥100引きできるものを利用できます。1クーポンで2名まで利用可能で、発行日から3日間有効となっています。団体じゃなくても、一人¥400で利用できるというのはかなりオトクですね。
テレコムセンター展望台の魅力と楽しみ方
展望台のある21階に上がると、「North Area」と「South Area」があります。両方合わせて約270度の景色を眺めることができるようになっています。
展望台から眺望できるもの一覧(一部です)
- 富士山(天気が良いとき)
- 東京タワー
- 東京スカイツリー
- レインボーブリッジ
- フジテレビ本社ビル
- パレットタウンの大観覧車
- 東京ゲートブリッジ
- 青海コンテナ埠頭
- 羽田空港
昼間に来ても夜間に来ても、お台場の素晴らしい景観を見ることができます。広々とした展望台スペースには、テーブルと椅子があり、ゆったりと過ごすことも可能です。窓際には、全部で6つの双眼鏡が用意されており、無料で覗くことができます。天気の良い日などには、上記で上げた東京周辺以外にも横浜方面の景色を見ることができることもあります。
展望台内を通常のペースで見る場合は約45分、ゆっくり景色を楽しみたい方は1時間、時間があまり無い場合には約30分ほどで一通り見てまわることができるようになっています。一人でふらっときて景色を楽しむも良し、自分の大切な方と来るのにも大変おすすめできるスポットなのです。
美しい夜景を堪能できる景観
昼間の見通しが良い景色と比べると、また違った魅力の感じられる景色。それが夜景です。パレットタウン大観覧車や東京タワー、東京スカイツリーの綺麗なライトアップをじっくりと見ることができます。お台場周辺には景色を見れる場所がいくつかありますが、高さ99メートルから見る景観はまさに格別です。昼間とは違って見える雰囲気なので、一度来たことがある人でも楽しめるでしょう。
特にNorth Areaで見られる「青海コンテナ埠頭」のオレンジ色で照らされているコンテナ群は美しいです。幻想的な雰囲気のような灯りのもと、大型のトレーラーが行き来しているのは、つい夢中に見入ってしまうはずです。工場夜景の不思議な魅力を存分に楽しめます。さらにその先、埠頭の奥には「羽田空港」を見ることができます。夜の空港や飛行機はなんだか、大人でもテンションがあがりますよね。家族で来てもきっと、楽しむことができます。
昼間と夜の間、夕方ころに展望台へ上がると、夕日を浴びる「東京ビッグサイト」や「フェリー埠頭」の倉庫などを見ることができます。夜景も素敵ですが、夕方にしか見られないオレンジ色の都内も一度見る価値はあると思います。ぜひ、昼間、夕方、夜景の三者三様を見に行ってみてくださいね。
花火鑑賞
夏の花火大会も観覧できますが、冬にある花火大会を知っていますか?その花火大会は「お台場レインボー花火」です。2007年から始まったこの花火大会は、12月の毎週土曜日の19:00〜19:10の短い時間に打ち上がる花火。ただし、「テレコムセンター展望台」は12月28日からの年末年始、元旦の早朝営業を除き、お休みなので最終週の土曜日などに行く場合には注意しておきましょう。
花火の総打ち上げ数は1800発と少なめですが、冬の澄んだ空に上がる花火たちはまた格別なものです。打ち上げの場所はお台場海浜公園の鳥の島沖で、レインボーブリッジの南東あたりになります。お台場海浜公園一帯で、花火を鑑賞するのも良いのですが、ここ「テレコムセンター展望台」でも楽しむことができます。
打ち上げの場所からは2キロほど距離がありますが、高い位置から見れる花火は圧巻です。寒い冬空の下、待つのも鑑賞するのも辛い!という方にはとてもおすすめできるのです。暖かい室内の中から、花火が上がるのをゆっくり見ることができます。打ち上げ時間が迫ると、展望台内も混雑しますので、早めに行って東京周辺の夜景を楽しみながら待つと良いでしょう。
初日の出鑑賞
テレコムセンター展望台では、元旦の早朝のみ開館しており、初日の出を上から見ることができます。新しい年が始まる特別な日の日の出を鑑賞できるというのは、とても魅力的ですよね。臨海副都心全体を見渡しながら、房総半島側からゆっくりと昇ってくる朝日が、海をオレンジ色に染めていく光景は素敵な思い出になるはずです。
去年の例を載せておくと、こちらの感じになります。
- 開催日時
1月1日 5:00〜8:00
- 料金
大人(高校生以上)¥1000 子ども(小中学生)¥500 未就学児 無料
- 定員
約800人
入場料は普段よりも高いですが、入場者に1杯ずつソフトドリンクのサービスがあります。5時のオープンに合わせて入場できれば良い場所取りができますが、開館までの待ち時間もあります。防寒対策はしっかりとしていきましょう。予約や整理券などはありませんので、整列順になります。どうしても見たい場合には、早めに向かっておきましょう。
駐車場は200台までしか入ることができないので、車で行く際には早めに入っておくのがおすすめです。そしてこの駐車場は、展望台の営業時間朝8:00を過ぎると閉まってしまい、お正月明けにしか開きません。初日の出を鑑賞し終わったら、まっすぐ帰宅しましょう。
毎年開催しているようですが、行く際には一応公式ホームページのイベントを確認しておきましょう。ニュースリリースのページからイベントについての配信を見ることができます。
公式ホームページはこちらテレコムセンター展望台まとめ
東京お台場にありながら、隠れた人気スポットである「テレコムセンター展望台」。昼間の見渡しが良い景色も、夜のライトアップされた景色も楽しめる雰囲気良しの素敵な場所です。今回ご紹介した「初日の出」と「花火大会」以外にもさまざまなイベントをやっていたりと、何度訪れても楽しめます。
お台場の一等地にありながらも、空いていることも多く、イベントの時期以外はゆったりとした時間を過ごせるでしょう。お買い物をしたあと、遊んだあとにはこちらに訪れて、東京周辺の素敵な景色に癒やされていくのもとてもおすすめです。一人でも、家族でも、恋人との新しいお出かけスポットにいかがでしょうか。