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【東京都庁舎の楽しみ方】展望台・レストラン・アクセス方法

東京都庁舎は、新宿のシンボル的な存在の建物です。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催される事でも注目を集めている、今話題性が高いトレンドスポットとなっています。

東京都庁舎は、議員の方が働く場所というイメージですが、実は立派な観光名所でもあるのです。見学もできるので、お子様を連れて社会科見学も出来ますし、恋人同士や他県や海外からお越しの方を連れて東京の魅力もお伝えすることができるので、気軽に利用することができます。

今回は、東京都庁舎の見どころ満載の東京都庁舎の魅力をご紹介していきます。東京都庁舎の事を学んでいただいてから、是非、東京都庁舎へ遊びに行ってみてくださいね。

東京都庁舎の基本情報

東京都庁舎は、東京都新宿区西新宿にある2棟のタワーが連なって立っている素敵なデザインの建物です。現都知事の小池百合子氏や、元都知事の石原慎太郎氏等、名立たる方々が都政を良くしようと活躍している場でもあります。

都庁と聞くと、一見お堅い場所というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、東京都庁は立派な観光名所でもあるのです。都庁舎は「第一都庁舎」、「第二都庁舎」、「議会議事堂」の3舎からなる建物で、中には展望室、レストランやカフェなどもあり、都庁舎で働く議員の方以外にも、一般の方も気軽に利用できる観光名所ともなっています。

東京都庁舎とは

東京都庁舎は、東京都新宿区西新宿にある東京の都庁舎です。東京都庁舎と呼ばれていますが、他「東京都新都庁舎」「東京都本庁舎」とも呼ばれています。現在は新宿区にありますが、以前は丸の内に立っていました。旧丸の内舎は、老朽化、狭隘化、分散化が問題視され、1979年の都知事(鈴木俊一氏)により、新宿への移転が推進されました。

その後、都議会で「東京都庁の位置を定める条例」が可決され、新宿副都心に建設することに決まり、現在の新宿区に1991年(平成3年)4月に丸の内(有楽町北側)から移転し開庁されました。都庁のデザインをした方は、「世界のタンゲ」とも呼ばれていた世界的に有名な建築士の「丹下健三氏」です。都庁の第一都庁舎のデザインは、パリのノートルダム大聖堂の形態を引用しているともいわれています。

第一都庁舎の高さは243mであり、当時全国で最も高いビルと称されていたサンシャイン60を抜き、日本一高いビルと称されていました。

その後、横浜のランドマークビル(296m)に日本一を抜かれ、東京一をミッド・タウンタワー(248m)に抜かれてしまいました。日本一ではなくなりましたが、多くの高層ビルと同様に、東京都庁舎にも展望台が設置されており、今も東京の景観を楽しむことができるようになっています。

東京都庁舎は「第一都庁舎」、「第二都庁舎」、「都議会議事堂」の3棟からなる建物になっており、第一都庁舎は48階建、第二都庁舎は34階建となっています。間にある7階建の都議会議事堂は約300㎡の都民広場となっています。3舎合わせた東京都庁舎では、約1万人以上の職員が働いています。

東京都庁舎への行き方・駐車場

東京都庁舎へのアクセス情報は以下をご参照ください。

住所  :東京都新宿区西新宿2-8-1
電話番号:03-5321-1111

電車でのアクセス

  • JR新宿駅西口から徒歩約10分
  • 都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」より徒歩1分

バスでのアクセス

  • 新宿駅西口の地下バス乗場から都営バス又は京王バス(都庁循環)に乗車→「都庁第一本庁舎」「都庁第二本庁舎」「都議会議事堂」で下車
  • 新宿駅西口バス停から西新宿・都庁本庁舎方面行きの新宿WEバスへ乗車→「都庁本庁舎」で下車

駐車場情報

・第一本庁舎駐車場 

  • 電話番号 03-5320-7653
  • 料金
    最初の1時間は、30分毎150円、1時間以降30分毎250円加算(当日上限料金→2,000円)
    ※障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方は無料になります。料金支払口にて手帳をご提示ください。
    対象は、運転手ご本人または同乗者が手帳をお持ちの場合に限りますのでご注意ください。
    ※低公害車両の方は最初の1時間無料。
    ※新宿WEバスの「パーク&バスライド」をご利用の方には割引があります。
  • 利用時間
    都庁通り入口8:30~21:30 公園通り入口8:00~21:30 都庁通り出口8:30~22:00 公園通り出口8:00~22:00
    ※18:45以降に駐車場にお戻りの場合は、第一本庁舎1階正面口脇の北展望室エレベーター入口をご利用下さい。
  • 休業日
    年末年始(12月29日~31日、1月2日、1月3日)都庁舎の点検日

・第二本庁舎駐車場 

  • 電話番号 03-5320-7680
  • 料金
    最初の1時間は、30分毎150円、1時間以降30分毎250円加算(当日上限料金→2,000円)
    ※障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方は無料になります。料金支払口にて手帳をご提示ください。
    対象は、運転手ご本人または同乗者が手帳をお持ちの場合に限りますのでご注意ください。
    ※低公害車両の方は最初の1時間無料。
  • 利用時間
    都庁通り入口8:30~21:30 公園通り入口8:00~21:30 都庁通り出口8:30~22:00 公園通り出口8:00~22:00
    ※18:45以降に駐車場にお戻りの場合は、第二本庁舎1階北側の夜間通用口にて警備員に駐車券をご提示ください。
  • 休業日
    土・日・祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

・オートバイ駐車場

  • 駐車場は43台ございます。混雑時はご利用いただけないことがございますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。

東京都庁舎の受付時間

東京都庁舎の休館日は、「年末年始、点検日以外は無休」となっています。見学時間については下記をご参照ください。

・展望室(第一本庁舎45階) 9:30~23:00
・東京観光情報センター都庁本部(第一本庁舎1階)、全国観光PRコーナー(第一本庁舎2階) 9:30~18:30
・都議会議事堂7階議場・6階予算特別委員会室・2階都議会PRコーナー 9:00~17:00(土日祝除く)

東京都庁舎の見どころ・楽しみ方

こちらからは、東京都庁舎内にあるイベント展示場や展望台情報をお伝えしていきます。

展望台

展望台は、第一都庁舎にあります。地上202mの高さから東京一望を眺めることができ、天気が良い日には遠く房総半島もご覧いただくことが出来ます。北東方面には、東京スカイツリーが見え、夜景も綺麗にご覧いただけます。

南東方面には東京タワー、南西方面は新宿パークタワー、東京オペラシティなどが見え、西方面には、天候が良ければ富士山が見えます。(気温が低く空気が澄んでいる12月~2月が富士山が良く見えます。)

展望室への行き方は、第一本庁舎の1階に展望室へ上ることができる「展望室専用エレベータ」があります。専用エレベーターを利用して展望室まで上ることが出来ます。尚、閉庁日(土・日・祝日)は、2階の出入口は閉鎖されていますので、1階正面玄関へお回りください。

開室時間については以下の通りです。
展望室情報

  • 開室時間→9時30分~23時(入室締切は、閉室時間の30分前)
  • 入室料金は無料
  • 休室日は、第2及び第4月曜日が北展望室、第1及び3火曜日は南展望室が休室日となります。
    ※祝日に重なる場合は開室し、その翌日が休室となります。
    ※年末年始(12月29日~31日、1月2日及び3日)及び2019年5月25日(土)の都庁舎点検日は両展望室とも休室
    ※北展望室は、改修工事に伴い現在休室中です。
    ※悪天候などの場合は急遽、閉室する場合がありますので、ご利用の際は閉室情報をご確認頂きますようお願い致します。
    ※都庁展望室のツイッター(https://twitter.com/tocho_tenbou)でご確認いただけます。
    ※三脚等を使っての写真撮影はできませんのでご注意ください。
    ※北展望室は現在改修工事中のためご利用になれません。
  • 問合せ→展望室専用案内電話 03-5320-7890(平日10時~17時)

都議会議事堂

都議会議事堂は、都民から選ばれた議員が議事堂に集まり、都政に関する様々な事柄について話合いを行い、慎重に決めていく場です。現議事堂は、平成2年12月27日に竣工し、地下1階から地上7階建ての鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物となっています。

6階と7階は吹き抜けの議場になっており、全議員が出席し本会議が開かれる場です。6階には、議会を代表する議長及び副議長の執務室があり、5階は各会派の控室になっています。

2階には、正面玄関や、東京都議会図書館、都議会PRコーナーがあります。また、議事堂内には、様々な方に対応できるように、車いす用トイレ、音声付きエレベーターなどを設置しています。

オリンピック・パラリンピックフラッグ展示コーナー

2020年にオリンピック・パラリンピックを東京で開催される事を機に、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と日本オリンピック委員会、日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会と共催で、2016年11月1日に都庁内に2020年東京大会をPRするコーナーを開設しました。

両フラッグは、国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)で、開催都市間で引き継がれてきた物です。展示されるオリンピックフラッグに関しては、1988年にソウル大会組織委員会が作成したものを、IOCに寄贈したものです。パラリンピックフラッグは、2012年に行われたロンドン大会組織委員会が作成し、IPCに寄贈したものになります。

また、リオ大会の聖火リレーで実際に使われたトーチも展示されていますので、様々な歴史を築き上げてきた物を間近で見る機会はめったにない機会なので、是非お見逃しなくご覧ください。

全国観光PRコーナー

都庁第一本庁舎の1階にある全国観光PRコーナーには、東京都と全国の自治体が連携して日本各地域の全国の魅力をPRする【全国の自治体の観光情報発信拠点】を目的として作られたPRコーナーです。全国各地のパンフレットが置いてあり、旅行をどこに行きたいかお悩みの方にも、お役に立てる情報が満載にありますので、都庁にお立ち寄りの際は、行ってみてくださいね。

東京都庁舎の人気レストラン

東京都庁舎内には、レストランもあります。一般の方でも職員食堂の利用ができますので、気軽に立ち寄ることができて良いですよね。そんな都庁内の各レストラン情報をお届けしていきます!

TOKYO都庁議事堂レストラン

議事堂レストランという名前なので、一般の方は入れないのかな…とお考えの方、ご安心ください。こちらは一般の方でも利用可能なレストランです!店内は広いので、回転が早く、混み合うランチ時でも待ち時間少なく入ることが出来ます。

また、味も美味しいと評判のレストランです。メニュー数も豊富で、沢山ありすぎて悩んでしまう程です。しかも、「毎月10日は都庁レストランの日」というイベントがあり、都庁レストランの日だけのメニューが決められていて、例で挙げるとその月の都庁レストランメニューが、唐揚げ定食だった場合に、唐揚げの数を20個まで増やせる等のサービスデーを設けているそうです。(毎月メニューが変わります。)

他、日替わりランチメニューがあったりと毎日でも通いたくなるレストランです。10日の都庁レストランの日は混み合うそうなので、お時間に余裕をもって行ってみてくださいね。

場所  :都議会議事堂 1階
電話番号:03-3345-8703
営業時間:10:00~22:00(フード21:00、ドリンク21:30)
定休日 :土曜日・日曜日・祝日

32階職員食堂・4階職員食堂

32階職員食堂はユーレストジャパンという名前で運営している食堂です。場所は、第一本庁舎の32階にあり、席数は863席と席数も豊富で、ランチタイムとカフェタイムで利用することが出来ます。

昼食の時間は11:30~14:00まで、カフェは8:00~17:00まで運営しています。こちらも一般の方も利用可能となっています。32階からの景色を眺めながら美味しいご飯を食べられるのは良いですよね。おすすめの食堂です。

そしてもう一つ、都庁第二本庁舎4階にある東京ケータリングという名の食堂もあります。こちらの営業時間も、昼食時間は11:30~14:00まで、カフェタイムは8:00~17:00までとなっています。こちらの方が席数が776席と若干少なめですが、席数は豊富です。

両レストランのご飯は、栄養価がちゃんと考えられているメニュー内容になっています。更に味も美味しく価格もリーズナブルなので人気の食堂です。営業日は、都庁が開庁している日のみ営業しています。ランチ時は、両レストラン12時~13時の間は混み合いますので、お時間に余裕をもって来店してみてくださいね。

東京都庁舎まとめ

東京都庁舎についてお伝えしてきましたが、議員の方以外にも一般の方も気軽に利用できる場所なので、都庁を身近に感じられるのは良いですよね。

新宿は、他にも観光したりショッピングできる場所が沢山ありますので、お時間がある時に寄ることもできますし、東京都庁舎だけでも、展望台で景色を楽しんで、美味しいレストランでご飯を食べてから、オリンピックのイベント会場で見学をしてと1日都庁を満喫できます。

2020年東京オリンピックに向けて、東京都庁舎を中心にこれからも東京を、そして日本を盛り上げていって欲しいですね。今回も最後まで記事をお読みいただきましてありがとうございました。